和寒町
北海道上川郡の町
From Wikipedia, the free encyclopedia
和寒町(わっさむちょう)は、北海道上川地方北部、上川郡にある町。スキーのクロスカントリーが盛んで数多くの国内トップ選手を輩出してきた。
| わっさむちょう 和寒町 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
|
| |||||
| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 北海道地方 | ||||
| 都道府県 | 北海道(上川総合振興局) | ||||
| 郡 | 上川郡 (天塩国) | ||||
| 市町村コード | 01464-8 | ||||
| 法人番号 | 1000020014648 | ||||
| 面積 |
225.11km2 | ||||
| 総人口 |
2,703人 [編集] (住民基本台帳人口、2026年7月31日) | ||||
| 人口密度 | 12人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
上川総合振興局 旭川市、士別市 天塩国上川郡:剣淵町 石狩国上川郡:鷹栖町、比布町 雨竜郡:幌加内町 | ||||
| 町の木 | ニレ | ||||
| 町の花 | カタクリ | ||||
| 和寒町役場 | |||||
| 町長 | 中原浩一 | ||||
| 所在地 |
〒098-0192 北海道上川郡和寒町字西町120番地 北緯44度01分23秒 東経142度24分48秒 ![]() | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
地理
天塩川の支流であるマタルクシュケネブチ川源流部にあたる塩狩峠の麓に広がる[2]。名寄盆地の南端にあたり、丘陵地が多い。
山岳
- 和寒山 (740m)
- 嚙伊尻 (577m)
- 伊阿根山 (576m)
- 隠山 (556m)
- 丸山 (556m)
- 三面山 (547m)
- 辺乙部山 (532m)
- 塩狩山 (521m)
- 増子山 (505m)
- 雲居山 (488m)
- 東山 (454m)
- 尖山 (444m)
- 千歳山 (441m)
- 鉄甲山 (406m)
- 小嶺 (378m)
- 摺鉢山 (335m)
- 三笠山 (223m)
隣接している自治体
地名の変遷
和寒町では1934年3月12日に北海道庁告示第276号をもって字名改正が実施された。その内容は以下のとおりである。
| 新たに画する字 | 区域(旧字:上川郡和寒村字) |
|---|---|
| 東町 | 和寒、和寒原野 |
| 西町 | |
| 南町 | 和寒、和寒市街予定地 |
| 北町 | |
| 三笠 | 和寒、和寒原野 |
| 東丘 | |
| 朝日 | |
| 塩狩 | 塩狩、和寒、和寒原野、ケンフチ川上流 |
| 中和 | 和寒、和寒原野 |
| 川西 | |
| 南丘 | 和寒、和寒原野、オン子ベツ |
| 三和 | 和寒、和寒原野 |
| 菊野 | 和寒、和寒原野、ペオツペ、ペオツペ原野 |
| 西和 | |
| 福原 | ペオツペ、ペオツペ原野 |
| 松岡 | 和寒、和寒原野 |
| 北原 | |
| 日ノ出 | |
| 大成 | |
| 東和 |
町名の由来
気候
ケッペンの気候区分によると、和寒町は湿潤大陸性気候・亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属する。降雪量が多く、特別豪雪地帯に指定されている。
年平均気温は6.4℃である。平年値では猛暑日が0.1日、真夏日が9.7日、夏日が58.1日、真冬日が83.0日、冬日が163.7日となっている[5]。また、12月から3月にかけて日平均気温が氷点下となっている。
冬季は、近年でも-30℃を下回る気温が観測され、2020年2月9日に-34.5℃、2020年12月31日に-30.7℃を観測している[6]。
年平均降水量は1115.0mmである。また、年平均降雪量は745cmである。
年平均日照時間は1378.6時間である。
| 和寒(上川郡和寒町日ノ出、標高150m)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 6.3 (43.3) |
13.7 (56.7) |
15.7 (60.3) |
26.9 (80.4) |
33.6 (92.5) |
36.6 (97.9) |
36.3 (97.3) |
36.8 (98.2) |
32.4 (90.3) |
27.0 (80.6) |
20.1 (68.2) |
12.5 (54.5) |
36.8 (98.2) |
| 平均最高気温 °C (°F) | −4.1 (24.6) |
−2.7 (27.1) |
2.1 (35.8) |
9.8 (49.6) |
17.9 (64.2) |
22.4 (72.3) |
25.8 (78.4) |
26.0 (78.8) |
21.5 (70.7) |
14.3 (57.7) |
5.5 (41.9) |
−1.5 (29.3) |
11.4 (52.5) |
| 日平均気温 °C (°F) | −8.3 (17.1) |
−7.6 (18.3) |
−2.6 (27.3) |
4.5 (40.1) |
11.6 (52.9) |
16.3 (61.3) |
20.1 (68.2) |
20.5 (68.9) |
15.8 (60.4) |
9.0 (48.2) |
1.9 (35.4) |
−4.9 (23.2) |
6.4 (43.5) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −14.2 (6.4) |
−14.1 (6.6) |
−8.4 (16.9) |
−0.8 (30.6) |
5.5 (41.9) |
10.9 (51.6) |
15.3 (59.5) |
15.9 (60.6) |
10.8 (51.4) |
4.2 (39.6) |
−1.7 (28.9) |
−9.3 (15.3) |
1.2 (34.2) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −36.8 (−34.2) |
−35.2 (−31.4) |
−28.7 (−19.7) |
−13.7 (7.3) |
−4.4 (24.1) |
0.2 (32.4) |
4.5 (40.1) |
5.1 (41.2) |
−0.2 (31.6) |
−5.6 (21.9) |
−21.8 (−7.2) |
−30.7 (−23.3) |
−36.8 (−34.2) |
| 降水量 mm (inch) | 61.2 (2.409) |
52.7 (2.075) |
58.6 (2.307) |
53.8 (2.118) |
68.3 (2.689) |
65.1 (2.563) |
128.0 (5.039) |
140.9 (5.547) |
143.3 (5.642) |
115.6 (4.551) |
127.3 (5.012) |
100.4 (3.953) |
1,115 (43.898) |
| 降雪量 cm (inch) | 157 (61.8) |
133 (52.4) |
123 (48.4) |
31 (12.2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
2 (0.8) |
96 (37.8) |
197 (77.6) |
745 (293.3) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 17.3 | 14.7 | 15.2 | 11.6 | 10.4 | 9.1 | 10.7 | 11.3 | 13.0 | 15.8 | 19.3 | 21.3 | 169.6 |
| 平均月間日照時間 | 56.9 | 77.2 | 113.4 | 153.8 | 176.0 | 154.4 | 150.3 | 147.6 | 142.9 | 115.5 | 53.8 | 36.9 | 1,378.6 |
| 出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1977年 - 現在)[8][9] | |||||||||||||
歴史
経済
公共機関
警察
- 士別警察署和寒駐在所
消防
- 士別地方消防事務組合消防本部和寒支署
地域
人口
| 和寒町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 和寒町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 和寒町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和寒町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
教育
- 高等学校
- 株式会社立高等学校
- 小中学校
- 町立小中学校
- 和寒小学校
- 和寒中学校
- 町立小中学校
交通
通信
観光スポット
イベント
三笠山夜桜まつり(終了)
開催日の基本は5月第2金曜日。和寒町観光協会などが主催。最終開催は2019年5月10日(第34回)、三笠山ふれあいのもりでの開催を最後にコロナ過等で3年ほど開催を見合わせた。その後、スタッフの高齢化、予算の不足等により今後のイベント開催の未通しを見出せないまま、2022年4月に今後も開催しない事が正式に決まりイベントはそのまま終了。現在は塩狩峠一目千本桜周辺と塩狩峠公園内にて桜の時期に和寒町観光協会のぼんぼりを設置して訪れる花見客を楽しませている。期間中数件の出店あり。また、2022年4月より現在まで「お花見スタンプラリー」と称して町内の隠れた桜の名所にスポットを当て、スタンプラリーを開催している。
どんとこい!わっさむ夏まつり
開催日の基本は7月最終日曜日。和寒町観光協会などが主催。第17回は2019年7月28日、三笠山ふれあいのもりで開催し、多くの家族連れを迎えた。毎年大人気のカブト虫王国カブト虫1本釣りには1000匹を用意し、参加者が長い列を作った。フード類では、食べてマルシェ、商工会女性部かあちゃんの店、和寒産品即売会、縁日横丁、特産品販売天塩町コーナー、ビヤガーデン、焼肉ガーデン、涼風流しそーめんなど約20店が出店した。ステージショーでは塩狩太鼓や鳴呼ワットサム、チアリーディング、フランダンスなどが登場し、会場内では似顔絵コーナー、移動動物園、木育体験コーナなども開催した。コロナ過により2020年と2021年は開催を見合わせた。2022年は「どんとこい和寒スタンプラリー」とし、抽選会を佐藤伸二観光協会会長のMCでYouTube公式サイトにてオンライン生配信。2023年より通常開催。
和寒神社例大祭
8月24日:宵宮祭並びに御霊代奉遷の儀、稚児舞奉納。25日:例大祭、御神幸式、神輿會「和(やわら)」の渡御、還御祭。26日:後日祭並びに産子祭。
全日本玉入れ選手権
「競技玉入れ」発祥の地で、全日本玉入れ協会(AJTA)の本部がある。例年9月第1日曜日。第25回選手権は2020年、2021年の開催を目指したが中止。
和寒東山スキー場ヒルクライムレースHIGASHIYAMA500
和寒東山スキー場ヒルクライムレース実行委員会、町スポーツ協会主催、第3回は2021年10月3日。
南瓜の里わっさむパンプキンフェスティバル(終了)
北ひびき農業協同組合和寒基幹支所などが主催。南瓜の里わっさむ第21回わっさむパンプキンフェスティバル2019(2019パンプキンフェスティバルinわっさむ実行委員会主催)は2019年10月13日、三笠山ふれあいのもりで開催した。和寒町は1998年にカボチャの作付面積が日本一となり、同年9月12日に第1回の同フェスティバルを開催した。毎年1回ずつ開催していたが、2018年の第21回は台風25号が接近していたため中止として、第21回は2019年に開催した。2019年は秋晴れの下で開催。食べ物は、塩狩峠そば、南瓜団子、地場産カレーライスを販売などするほか、縁日露店では、ドン加工品、生ビールなどを販売した。和寒産農産物は、タマネギやナガネギなども販売し発送も受け付けた。会場では、南瓜ランタン彫り体験、チアリーディング、南瓜ゲーム、お楽しみ抽選会などを実施し、来場者を楽しませた。コロナ過により2020年、2021年は開催を見合わせた。その後、大農場化による耕地面積増によって農家が多忙になるなど、人員の確保が難しくなり、イベント開催を見出せないまま、今後も開催しない事が正式に決まりイベントはそのまま終了した。
かぼちゃランタンコンテスト
かぼちゃランタンまつり実行委員会、和寒町商工会商業部会主催、第21回は2020年10月開催、和寒町交流施設ひだまりにて。
わっさむハロウィーン
わっさむハロウィーンプロジェクト主催、第6回は2021年10月24日、12月12日、和寒町交流施設ひだまりにて。
なまら踊るべ!かたかごSORANフェスティバル
和寒のヨサコイチーム「和凛-KARIN-」主催、2025年は9月7日に開催。和寒町公民館南側駐車場にて。
元祖越冬キャベツの里わっさむ極寒フェスティバル(終了)
第1回は1989年2月24、25日に市街地で開催。第7回からは東山スキー場で開催し、第26回からはふれいあいのもり。開催日は2月第1日曜日を候補に検討される。和寒町観光協会などが主催。元祖越冬キャベツの里第31回わっさむ極寒フェスティバル(同実行委員会主催)は2020年2月2日、三笠山ふれあいのもりで開催した。同会場での開催は6回目。この日は天候に恵まれ冷え込んだが、多くの人が来場しフェスティバルを楽しんだ。高さ3mほどの雪像は、建和会のチコちゃん、和寒町役場同好会のムーミン、札幌自由が丘学園三和高校のカービィ、カビゴンの4基で来場者を出迎えた。会場では、スノースライダー、アウトコーリング、ニアピンコンテスト、カプセルをさがして越冬キャベツを当てよう、スノーラフティングを設け、子供たちが歓声を上げて楽しんだ。また、ステージでは、クジ引きで越冬キャベツを当てよう、千切り越冬キャベツ早喰い競争、アイスガリガリ君早喰い競争、決定!極寒カラオケ王、雪中もちまきを行い、冬の青空に歌声を響かせるなどした。食べ物販売コーナーでは、特産品販売、あんかけ焼きそば・焼き鳥・つくね、和寒ジンギスカン、おにぎり・ホットドッグ、そば・うどん、名物地獄鍋、越冬キャベツ入りコロッケ、越冬キャベツ入りお好み焼き、和寒産かぼちゃ・キャベツ料理などを販売。さらに、無料コーナーでは、ホット牛乳、越冬キャベツ入りかぼちゃスープ、あま酒、きき酒でもてなした。2021年2月には会場を和寒町役場付近に戻して「わっさむ冬まつり」と称して実施予定だったが開催を見合わせた。2022年2月6日にも2021年の計画を実行しようとしたが見合わせた。2023年は2月5日に和寒町役場付近で「わっさむ冬まつり」として開催。第32回は2024年2月4日は東山スキー場前の道央道高架下と周辺で開催。これが最終開催となり、第32回で惜しまれつつ終了を迎えた。
わっさむ冬の大収穫祭
第1回は2025年12月14日、和寒町公民館「恵み野ホール」内と公民館周辺にて開催。わっさむ冬の大収穫祭実行委員会主催。佐藤伸二和寒町観光協会会長による呼びかけにより、惜しまれつつ終了した「パンプキンフェス」と「極寒フェスティバル」を1つに集約しイベントを復活させた。和寒町観光協会、北ひびき農協和寒基幹支所、和寒町蔬菜組合連合会、和寒町商工会、和寒町役場などが主な実行委メンバー。玉ねぎやジャガイモの詰め放題をはじめ、お米すくいゲーム、キャベツやカボチャなど農産物直売会のほか、知床の海産物の移動販売車の出店では牡蠣の詰め放題なども開催、また、ホール内10数店舗・屋外4店舗の飲食(お好み焼きや豚汁など)、食肉(羊肉)、アクセサリー雑貨の出店もあり、大いに盛り上がった。次回の第2回開催に期待である。
和寒町指定文化財
- ペオッペ駅逓所跡(えきていじょあと)
- 神楽面(かぐらめん) - 和寒神社
- 稚児舞 - 和寒神社
- 青い目の人形
出身有名人
- 池田英俊(仏教学者)
- 板垣武四(元札幌市長)
- 藤井辰夫(元ホクレン理事)
- 小川勝也[15](元参議院議員)
- 松本六太郎(元衆議院議員)
- 松浦信(社会学者)
- 渡辺長武(元レスリング選手、1964年東京オリンピック金メダリスト)
- 菊池二久(元バイアスロンの選手、1980年レークプラシッドオリンピック出場)
- 加藤大平(元ノルディック複合選手、バンクーバーオリンピック日本代表、ソチオリンピック日本代表)
- 清水康平(スキークロスカントリーユニバーシアード日本代表)
- TATSUAKI(ヒューマンビートボクサー)
- あとむ(お笑い芸人)


