和泉式部日記
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内容構成等
長保5年(1003年)4月〜寛弘元年(1004年)1月までの数ヶ月間の出来事をつづる。恋人冷泉帝第三皇子弾正宮為尊親王が前年長保4年に薨じ、また為尊親王との恋のため父親にも勘当され、さらに夫橘道貞との関係も冷めたものとなって嘆きつつ追憶の日々を過ごしていた和泉式部のもとに、為尊親王の弟冷泉帝第四皇子帥宮敦道親王の消息の便りが届く。その後帥宮と和歌や手紙などを取り交わし、また数度の訪問を受けるうちにお互いを深く愛する関係となり、最終的に和泉式部は帥宮邸に迎えられる。この間の和歌の取り交わしと、この恋愛に関する和泉式部のありのままの心情描写が本作品の大きな特色である。
外国語訳
中国語(繁体字)訳:1990年代に、台湾の作家・翻訳家である林文月による訳本が三民書局より出版された(和泉式部日記。ISBN 9571426857。林氏自身の手による挿絵が添えられているのが特徴である。
スペイン語訳:2023年11月、ペルー日系人協会出版基金より、Hiroko Izumi ShimonoとIvan A. Pinto Romanによる、日本の古典からスペイン語に直接翻訳されたEl diario de Izumi Shikibu(和泉式部日記。ISBN 978-612-4397-21-9)が出版された。翻訳内容は学術的にも優れ、挿絵も重文級の絵が用いられている。