哲学者サッカー
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『復活ライブ!』(2014年)
| 『哲学者サッカー』 "Philosophers Football" | |
|---|---|
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| モンティ・パイソンのスケッチ | |
| 初出 | 『空飛ぶモンティ・パイソン ドイツ版』(1972年) |
| 再演 |
『ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』(1982年) 『復活ライブ!』(2014年) |
| 初出での各メンバーの主な役柄 | |
| クリーズ | アルキメデス |
| チャップマン | ゲオルク・ヘーゲル |
| ギリアム | イマヌエル・カント |
| アイドル | ソクラテス |
| ジョーンズ | カール・マルクス |
| ペイリン | フリードリヒ・ニーチェ、実況 |
| 公式動画 | |
| Philosophers Football - Monty Python - YouTube | |
| モンティ・パイソンの作品 空飛ぶモンティ・パイソンのエピソード一覧 | |
『哲学者サッカー』(てつがくしゃサッカー、英: The Philosophers' Football Match / Philosophers Football、独: Internationale Philosphie - Rückspiel[1])は、イギリスのコメディ・グループであるモンティ・パイソンのスケッチ・コメディー。このスケッチは『空飛ぶモンティ・パイソン ドイツ版』(1972年)の第2作の一部として放送され、後には『モンティ・パイソン・ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』(1982年)の中でも流用された[2]。また、このスケッチは『ベスト・オブ・モンティ・パイソン』にも収録されている。
1972年ミュンヘンオリンピックの際にミュンヘン・オリンピアシュタディオンにおいて、ギリシャとドイツを代表する哲学者たちの間でサッカーの試合が行なわれた、という設定で展開される。おもな登場人物(役者)は、アルキメデス(ジョン・クリーズ)、ソクラテス(エリック・アイドル)、ヘーゲル(グレアム・チャップマン)、ニーチェ(マイケル・ペイリン)、マルクス(テリー・ジョーンズ)、カント(テリー・ギリアム)であった [3]。
主審(レフェリー)は孔子で、砂時計で時間を計る。トマス・アクィナスと聖アウグスティヌス(光輪を頭上に載せている)が線審(副審)を務める [4]。 ドイツ・チームの監督はマルティン・ルターである。試合が始まると、哲学者たちはピッチ上で輪を描くように歩きながら自説を考える [4]。ドイツ・チームに「驚きの大抜擢」で加えられたサッカー選手のフランツ・ベッケンバウアーは少なからずピッチ上で当惑する。
このスケッチの撮影はミュンヘンのグリュンヴァルダー・シュタディオンで行なわれた [5]。
展開
試合が開始されるが、選手達は皆、哲学的思想に没頭しボールに触ろうとはしない。そんな中、ニーチェは、主審である孔子に対し「論語には自由意志が無い」と主張し、イエローカードを受ける。孔子は「名を書に残す」と応じる。試合が進まないため、途中で放送はレスリングの中継へと切り替わる(間に別のスケッチ:『1人レスリング』が挿入される)。後半に入り、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインに代わってカール・マルクスが投入されるが、ゲームの進捗のためには何も寄与しない。
試合終了まで残り1分という時間帯になり、アルキメデスが「Eureka !(分かったぞ!)」と叫ぶと、走り出し初めてボールを蹴りドイツ側のゴールに向かう。これに応じて他のギリシア哲学者たちもドイツ陣内へと迫る。この試合唯一の得点は、アルキメデスが上げたクロスボールにソクラテスが飛び込みヘディングで決めたものだった。
スケッチの終幕ではドイツ側が判定に抗議する。ヘーゲルが、現実は非自然的倫理のアプリオリな付属物に過ぎない、と主張し、カントが、定言命法により存在論的には現実は想像の内にしか存在し得ない、との説を譲らず弁じる中で、マルクスがオフサイドをアピールするが、主審の孔子は取り合わない。しかしスローモーション再生の結果、1990年まで有効であったルールに則って、ソクラテスがオフサイドであったことが明らかにされる。
試合
登場人物
スケッチの中では、古代ギリシアの哲学者たちの名もドイツ語における綴りで表示されていた。なお、ドイツ代表のウィトゲンシュタインは、オーストリア人である。
| ドイツ代表 | ギリシャ代表 |
|---|---|
| マルティン・ルター(監督) | 不明(監督) |
| ゴットフリート・ライプニッツ(ゴールキーパー) | プラトン(ゴールキーパー) |
| イマヌエル・カント | エピクテトス |
| ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル[注 1](キャプテン) | アリストテレス |
| アルトゥル・ショーペンハウアー | ソポクレス[注 2] |
| フリードリヒ・シェリング | アクラガスのエンペドクレス |
| フランツ・ベッケンバウアー(サッカー選手) | プロティノス |
| カール・ヤスパース | エピクロス |
| カール・シュレーゲル[注 3] | ヘラクレイトス |
| ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(後半でマルクスと交代退場) | デモクリトス |
| フリードリヒ・ニーチェ | ソクラテス(キャプテン) |
| マルティン・ハイデッガー | アルキメデス |
| カール・マルクス (補欠、後半でウィトゲンシュタインと交代投入) |
- 審判団