国安海岸
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自然
観光


国安海岸からは太平洋が一望でき、水平線から昇る美しい朝日を眺めることができる[4][5]。そのため、初日の出の名所として知られている[4][5]。年末年始に際しては、国安海岸に鳥居が建立されるのが恒例となっている[3][4][5][6]。これは、2001年(平成13年)より大東観光協会が設置しているもので、のちに掛川観光協会の大東支部が引き継いでいる[3][4][6]。この鳥居は宮大工によって建立され[3][6]、注連縄飾りなどを取り付けたうえで[5][6]、神職による神事を執り行っている[6]。元旦には、鳥居越しに御来光を拝むことができ[6]、林立する風車を借景として幻想的な風景が広がっている[3]。
なお、国安海岸は遠州灘に面しており、砂浜が広がっている。ただし、遠州灘は極めて海流が速いため、遊泳は禁止されている。そのため、海水浴場としては利用できないものの、強い風と波を生かしたウォータースポーツが盛んである[7]。国安海岸は著名なサーフポイントとして知られており[8]、水上オートバイなどに興じる者も多い。国安海岸は一面の砂浜だが、菊川の河口やや上流に大東マリーナが設けられており[9]、こちらに船舶を係留することができる。大東マリーナは日本初の河川マリーナとして知られている。一方、国安海岸周辺でウォータースポーツが盛んになるにつれて、海難事故の発生が課題となっていた。そこで、ボランティア団体である「USPR掛川救難所」が大東マリーナに拠点を置いており[8]、水上オートバイを駆って遠州灘の海難事故に対処するなど[7][8]、より迅速な対応を図るべく取り組みが進められている。2021年(令和3年)6月には、大東マリーナ、USPR掛川救難所、および、御前崎海上保安署の間で協定が結ばれ[8]、USPR掛川救難所の所属メンバー以外でも、名簿登録された水上オートバイの免許所持者なら緊急時に大東マリーナを利用できるようになった[8]。これにより、USPR掛川救難所は、緊急時に免許所持者に対して幅広く応援を要請できるようになった[8]。
また、「太平洋岸自転車道」を構成する静岡県道376号浜松御前崎自転車道線が1990年代に開通したため、この道でサイクリングを楽しむ者も多い。この自転車道は国安海岸を東西に貫いており、菊川の河口を跨ぐため、自転車道専用橋として潮騒橋が架けられた。この橋は日本国内で最長の吊床版橋として知られており、1995年(平成7年)に竣工した。
国安海岸の近辺では温泉も湧出しており、手軽なリゾートとして親しまれている。かつての大東町役場が温泉の掘削に成功し、1998年(平成10年)に日帰り温泉施設として国安海岸のすぐ横に大東健康ふれあい館を開業させた。平成の大合併により2005年(平成17年)に大東町が掛川市となったため、以降は掛川市健康ふれあい館として営業を続けていた。1998年(平成10年)の開業当初より「大東温泉シートピア」という愛称で親しまれ、2005年(平成17年)以降も引き続きこの愛称が用いられた。多くの観光客を集めてきたが、2021年(令和3年)に民間に払い下げられ、リバティーリゾート大東温泉となった。




