国民政党

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国民政党(こくみんせいとう)は、労働組合など特定の組織利益を代表するのではなく、国民全体の利益を代表することを標榜する政党を指す[1][2][3]。あるいは、一定の階級的利害を代表しながらも、国民的同質性を前提とし、支持基盤を国民各層に求めようとする政党[4]。対義語は階級政党

日本社会党左派右派合同後も、自民党のように支持層を広く取れるように中道左派である社会民主的な路線への転換で国民的の支持を広げようと主張した党内右派と、マルクス主義社会主義を主張する階級政党路線の維持を主張した党内左派の対立があった[5]

国民政党は政党の性格づけを分類したときの階級政党に対する概念である[6]。階級政党とは階級対立を最も重要な要素として結党し組織される政党をいう[6]。これに対して国民政党は全国民的な立場を代表すると標榜して組織される政党をいう[6]

なお、国民の各層から広く支持を受けることに成功した政党のことを包括政党という[6]

政党の性格づけを分類する場合、階級政党と国民政党のほかに議員政党(幹部政党)と大衆政党という分類もある[6]。議員政党あるいは幹部政党とは、国や地方の議会の議員が中心となって構成されており一般党員は少ない政党をいう[6]。これに対して、大衆政党とは多くの一般党員を擁している政党をいう[6]。国民政党は大衆政党と混同されることも多いが、党の組織に着目した別の概念である(大衆政党は組織政党とも呼ばれる)。

国民政党対階級政党

脚注

関連項目

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