地球流体力学
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回転系における力学が基礎となっており、ナビエ-ストークスの式に外力の項として重力と見かけの力であるコリオリの力が加えられたものが基礎方程式として用いられる。慣習としてコリオリの力は左辺におき、全体を密度 ρ で割った次の式が用いられる。
ここで、Ω はその地点における角速度ベクトル、g は対象となる惑星(地球)の万有引力とその地点における遠心力の合力である重力であり、その方向を鉛直座標 z とするのが慣例である。なお、海洋では海面(平均水位)を 0 として下向きに、気象では上向きに鉛直座標の方向を定めることが多い。F はそれ以外の外力であり、摩擦力などが含まれる。
また、気体・液体(水)の状態方程式も基礎方程式として用いられる。豊富な観測データを基に地球上の流体運動を議論・考察するのが主であるが、木星の大赤斑、海王星の大暗斑などの他の惑星に見られる流体現象の成因・変動なども議論の対象になることがあり、考察の対象が地球に縛られているわけではない。