塩原元湯温泉
栃木県那須塩原市にある温泉
From Wikipedia, the free encyclopedia
泉質
温泉街
「元泉館」「ゑびすや」「大出館」の3軒がある。
歴史
「元湯」の名前が示すように、塩原温泉郷の発祥の地である[1]。
西暦806年(大同元年)に如葛仙なる人物が温泉を発見したことにより始まったとする説[2]のほか、発見者を猟師とする説がある。如葛仙の正体は明らかでなく、民話の伝承者によると737年(天平9年)に没したとされ、矛盾が生じる。このため地元の郷土史研究会では、矢板市長井にある寺山観音寺を806年に開山した徳一大師が発見者ではないかと推測している[3]。
寛永年間(1624年-1643年)には、元湯千軒といわれるように多数の温泉宿(実際は85軒)に加え、温泉神社と別当の真言宗湯泉寺(とうせんじ)、浄土宗円谷寺(えんこくじ)があった[4]。
1659年(万治2年)の会津大地震による山津波では、家屋も源泉も埋没する甚大な被害を被りながらも復興に努めたが、1683年(天和3年)の日光大地震によって壊滅的被害を受け、湯本村は廃村となり、多くの村民は離散した[5]。 折しも万治大地震で現在の「新湯」に温泉が湧出したため、宇都宮藩主・奥平忠昌の尽力もあり、一部の村民は温泉神社や円谷寺と共に移転して温泉街を再興した[5]。
後年、元湯の源泉は復旧し、明治時代から温泉宿も復活して現在に至る[6]。 「塩原温泉古式湯まつり」では、発祥の地である元湯の源泉を御神湯として各地区の温泉神社や源泉に奉納する分湯行列が行われる[7]。
交通アクセス
- 宇都宮線西那須野駅または那須塩原駅よりJRバス塩原本線で約40分の塩原温泉バスターミナルへ。塩原温泉バスターミナルからタクシーや宿の送迎車(予約制)に乗り換え約15分。
- 野岩鉄道会津鬼怒川線上三依塩原温泉口駅より那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線を利用、「元湯温泉口」停留所から宿の送迎車に乗り換え。
- 東北自動車道西那須野塩原ICより国道400号にて約40分。

