夢村土城
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土塁上方より
朝鮮半島中央部、ソウル特別市南東部の漢江南岸に位置する土城の遺構である。規模は周囲約2.3キロメートルである[2]。版築しない土塁で囲まれ、一部に柵列も存在する[2]。1983年-1989年にソウル大学校により発掘調査が行われた[2]。
発掘調査の結果、土城内から礎石建物・版築建物・竪穴建物などの建物群の遺構が見つかったほか、楽浪・高句麗系瓦、中国南朝の青磁・金具、大量の百済土器などが出土している[2]。これらの調査結果から、夢村土城は北方の風納土城とともに百済の漢山城(河南慰礼城、475年陥落)を構成したとする説が有力視されている[2][3]。周囲には百済王陵と見られる石村洞古墳群がある。
遺構は、1982年7月22日に「夢村土城」として大韓民国指定史跡第297号に指定された[1]。その後2011年7月28日、指定名称は「ソウル夢村土城」に変更されている[1]。