出雲大社は、「各地の神社が大社を名乗ることは、ご神徳を汚す」と表明している。その理由について次のように説明している。
私達の御親大神さまは「おおやしろ」と敬仰されます。「杵築の大社」との尊称をもって「出雲さん」と親愛致しました。奈良平安の昔から「大社」と銘記されてきた神社は、出雲大社が唯一でした。大社といえばわが「いづもおおやしろ」であり、御親大神さまのお住居のミヤシロでした。この事も時の流れの中で、この呼称を用いる神社が、出来ました。唯神の信仰に適当とは、考えられません。幾世をかけての先人の祈りを正しく伝えることにならず、今の人達の勝手で、自己流の呼称はかえって、ご神徳を汚すことになると心配します。 — 出雲大社、出雲大社教務本庁発行『幽顕』