大福寺 (西条市)
愛媛県西条市荒川にある高野山真言宗、修験道・山伏の寺院
From Wikipedia, the free encyclopedia
略縁起・歴史
寺伝によると開基は聖武天皇代、天平12年(740年)行基菩薩によって創建された。
天平10年10月、聖武天皇は奈良大仏の建立を発願された。行基菩薩はその工を助ける為諸国を巡り、寺院を建立し仏教の布教と共に大仏建立の観進に尽力した その時に、先に神変大菩薩の開かれた弥陀の浄土と拝された石鎚山にて修行した。その石鎚山[3]を真西に拝することの出来る瓶ヶ森山中にて石槌蔵王大権現を一心に祈ったところ地蔵菩薩を感得した。行基菩薩[4]は一刀三禮の誠をこめ延命地蔵菩薩、[注釈 1]掌善童子・掌悪童子[注釈 2]を彫り、寺を建立し「南嶺山 地蔵院 大福寺」と号した。
下って、天正年中、長宗我部元親の兵乱[注釈 3]によって堂宇ことごとく灰燼に帰す。慶長10年(1605年)寛順上人代に現代の地に移転し今日に至る。通称(別名)「目引き地蔵」[5]とも言われており目の病に苦しむ人々が願をかけすると不思議に治ると言われ親しまれている。
平成18年(西暦2006年)5月瓶ヶ森から荒川に遷座し400年を記念し、本尊100年目のご開帳と併せて遷座400年記念大祭が行われた。
西条地方真言寺院「金剛院、西福寺、正法寺、王至森寺、寳蓮寺、大福寺[6]、極楽寺、前神寺、萬頃寺、吉祥寺」十ヶ寺[7]が涅槃会を十年に一度順番に当番を受け持ち寺院檀信徒各家の新亡精霊、先祖供養を江戸時代より欠かさず勤めているという。
- 大福寺外観
- 大福寺山側
- 大福寺鐘撞堂
- 南嶺山大福寺縁起