大野松雄
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1930年、東京府神田区に生まれる[2]。東京府立第六中学校(現・東京都立新宿高等学校)を経て、旧制富山高等学校を中退[2]。
1963年から1966年にかけて放映された『鉄腕アトム』において、テープ変調を使用してアトムの足音やビームの音などを作り出し[3]、これが日本SFアニメの効果音の定型となった[4]。1975年には、それらの効果音を集めたアルバム『鉄腕アトム 音の世界』が発売されている[3]。1985年のつくば万博では「ハートピア・自然の美パビリオン」で上映された「バーズアイ・ビジョン」の音響を担当[5]。2009年には、自身初となるコンサートを開いた[6]。2011年、大野の半生を追ったドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』が公開された[7]。同年、1978年のソロ・アルバム『そこに宇宙の果てを見た』が再発された[8]。また、40年以上にわたり、滋賀県の知的障害者施設で舞台音響を手がけていた[9]。
2022年12月19日午前7時28分に肺化膿症のため京都市東山区の病院で死去。葬儀は近親者で営んだことを12月21日に関係者が明らかにした。92歳没[10][11]。
ディスコグラフィー
アルバム
- 『鳥獣戯楽』(1970年、万博会場で発売のソノシート)。※ 後にLP7インチ版がEM Recordsから出た(2011年9月27日)。
- 『鉄腕アトム 音の世界』(1975年、LPレコード)※ 後にCD版が出た(CD1枚、2009年6月24日、レーベル:日本伝統文化振興財団、品番:VZCG712)。
- 『そこに宇宙の果てを見た』(1978年、LPレコード)※ 2012年にEM RecordsからCD版が出た(ボーナスディスクCDとして『鳥獣戯楽』(元はソノシート)を含む、CD2枚組)。
- 『大野松雄の音響世界1』(2005年2月2日、CD1枚、キングレコード)※ 収録内容:「鉄腕アトム・音の世界/大和路/Yuragi・他」。
- 『大野松雄の音響世界2』(2005年2月2日、CD1枚、キングレコード)※ 収録内容:「そこに宇宙の果てを見た/「惑星大戦争」電子音響」。
- 『大野松雄の音響世界3』(2005年2月2日、CD1枚、キングレコード)※ 収録内容:「『はじまり』の記憶」 。
- 『Yuragi#10』(2011年5月25日、CD1枚、レーベル:Headz 、品番:HEADZ-153)。
- 大野松雄 x 3RENSA:『space_echo by HardcoreAmbience』(CD1枚、2020年4月29日、レーベル: P-VINE RECORDS、品番:PCD25293)。
- 『茶の木仏のつぶやき』(2020年9月30日)、(CD、レーベル:宇治香園、品番:UJKCD5185、収録時間:00:52:06)。
シングル
- 鳥獣戯楽(1970年)
フィルモグラフィー
映画
- 流血の記録 砂川(1957年) - 音響
- 山かげに生きる人たち(1961年) - 音響
- ザ・タージ・マハル・トラベラーズ~旅について(1973年) - 監督
- あざみ寮・もみじ寮 今日もみんな元気です(1974年) - 監督
- 風の景色(1976年) - 音響
- 惑星大戦争(1977年) - 電子音響デザイン
- アトムの足音が聞こえる(2011年) - 出演
テレビ
DVD/BD
- 「アトムの足音が聞こえる ~THE ECHO OF ASTRO BOY'S FOOTSTEPS」、レーベル: ポニーキャニオン、Blu-ray Disc、品番:PCXP10056(本編82分、特典付き版は全編142分、発売2011年12月21日)※廃盤。
- DVD版はグリオグルーヴから2017年1月21日発売,本編88分。
受賞
- 2009年 - 東京国際アニメフェア 功労賞[12]