太田川 (和歌山県)
From Wikipedia, the free encyclopedia
東牟婁郡那智勝浦町の那智山に発して上流は南西に流れ、中上流で南南東に湾曲し、出合で小匠川と合流し、那智勝浦町下里で熊野灘に注ぐ。なお、那智山の東麓には那智川がある。
河川利用の95%は山林であり、農地は畑が4%に過ぎない。そのうち、上流部の口色川は色川茶の栽培地区であり、日置川中流の白浜町市鹿野(川添茶)と並ぶ県内の主要茶産地となっている。
太田川の水は水道水として、那智勝浦町・太地町に供給されている。
紀伊半島南部はとりわけ梅雨前線や台風の被害を受けやすく、その度に太田川も幾度となく洪水に見舞われている。そのため、支流の小匠川に、水源調節のための小匠ダムが敷設されたり、コンクリート堰堤を設けたり、護岸を補強したりしている。
2011年の台風12号でも下流部下里地区で、小匠ダムの緊急放水によって河川氾濫と破堤が発生し、下里地区数百棟が床上・床下浸水するなどの被害を受けている(深刻な土石流災害が発生したのは那智川流域である)。

