奈伎良比売神社

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所在地 島根県隠岐郡海士町大字豊田489[1]
位置 北緯36度06分16.2秒 東経133度07分20.3秒 / 北緯36.104500度 東経133.122306度 / 36.104500; 133.122306 (奈伎良比売神社)座標: 北緯36度06分16.2秒 東経133度07分20.3秒 / 北緯36.104500度 東経133.122306度 / 36.104500; 133.122306 (奈伎良比売神社)
主祭神 奈伎良比売命
社格 式内小社、旧村社[2]
奈伎良比売神社
奈伎良比売神社 本殿
所在地 島根県隠岐郡海士町大字豊田489[1]
位置 北緯36度06分16.2秒 東経133度07分20.3秒 / 北緯36.104500度 東経133.122306度 / 36.104500; 133.122306 (奈伎良比売神社)座標: 北緯36度06分16.2秒 東経133度07分20.3秒 / 北緯36.104500度 東経133.122306度 / 36.104500; 133.122306 (奈伎良比売神社)
主祭神 奈伎良比売命
社格 式内小社、旧村社[2]
本殿の様式 春日造変態[2]
例祭 7月5日
地図
奈伎良比売神社の位置(島根県内)
奈伎良比売神社
奈伎良比売神社
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奈伎良比売神社(なぎらひめじんじゃ)は島根県隠岐郡海士町大字豊田に所在する神社式内社(小社)で、旧社格は村社。

創建は不詳だが式内社「奈伎良比売神社」の比定社とされる[2][注釈 1]。近世までの様相は不明で、元禄16年(1703年)の『島前村々神名記』の式内社の項に「奈伎良媛命神社阿波奈伎、阿和那美命別号豊田村柳井姫大明神」、豊田村の項に「柳井媛大明神式内案下奈伎良比咩命」と記されるとおり江戸時代には柳井媛大明神と呼称されていた[2]。現在は豊田地区の氏神として祀られている[2]

豊田地区にはほかに「鹿島大明神」(武甕槌神)、「月輪大明神」(月神)、「大歳大明神」(真名鶴雄[注釈 2])が存在したが、明治時代に当社に一度合祀され、のちに再び復祀されている[4]

祭神

奈伎良比売命(なぎらひめみこと)[1][2]
ご神徳は「五穀豊穣・海上安全・農漁」。海上の風を和らげる(凪)神として祀られたものである[5]伊予国から航海してきた神で、日本海上で嵐に遭って中ノ島の豊田地区に避難したところ、この地を気に入って永住したと伝えられている[1][2][6]隠岐の島町諾浦神社の主祭神としても祀られているほか、江戸時代には東郷村の飯田奈伎浦明神(隠岐の島町東郷神社に合祀)、大久奈伎良大明神(隠岐の島町飯田神社に合祀)にも祀られており、『国内神名帳』ではいずれも高い神階を授けられている[7]
柳井姫(やないひめ)[1][2]
現在の祭神には数えられないものの、元禄16年(1703年)の『島前村々神名記』では当社は柳井媛大明神とされている[注釈 3]。この神には奈伎良比売命とは別の伝説があり、柳井姫は宇受賀命比奈麻治比売命の間に生まれた姫神と伝えられている[1][2]宝暦2年(1752年)の『柳井姫大明神御社建立奉加帳』に記載されたものでは宇受加命と済大明神(比奈麻治比売命)の御子神は奈伎良比売命とされている[8]。それによると宇受賀里で出産の予定だったものの、この地で産屋を用立てする者がいなかったため豊田の「産宿(サヤド)」の地で誕生したという[8]。出産の際の洗濯で白濁したとされる湧水、産屋の引き払って移り住んだ「明屋(アケヤ)」、その他出産の際に用立てられた屏風岩、たらい岩などの伝承地が存在する[8]

施設

奈伎良比売神社 鳥居
奈伎良比売神社 拝殿
奈伎良比売神社境内に置かれている機雷
  • 本殿 - 春日造変態[注釈 4]の木造銅板葺で、間口は5尺9寸、奥行は6尺である[2]。現社殿の軸立は1880年で[9]、古い棟札慶長11年(1606年)のものが確認されている[4]
  • 通殿 - 木造銅板葺、2坪[2]
  • 幣殿 - 木造銅板葺、7.5坪[2]
  • 拝殿 - 木造銅板葺、10.8坪[2]
  • 神饌所[2]
  • 祭器庫[2]
  • 参籠所[2] - 8坪[9]。隠岐では、産土神社に病気回復、安産、大漁、入学などの祈願をした後、成就のお礼として神社境内に存在する「コモシャ」「コモリヤ」と呼ばれる小屋に一晩籠る「オコモリ」という行事が存在した[10]

祭事

例祭
7月5日に執り行われる[1][注釈 5]
祈年(春)祭
3月5日に執り行われる[2]
新嘗(秋)祭
12月5日に執り行われる[2]

指定文化財

奈伎良比売神社のイヌマキ(海士町指定天然記念物)
海士町指定天然記念物

脚注

参考文献

関連項目

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