実録外伝 大阪電撃作戦
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あらすじ
出演
- 双竜会会長 趙宗泰(モデル・明友会会長 甲山五郎こと姜昌興):室田日出男
- 副会長 崔浩哲:大前鈞
- 幹部 安田寿行:松方弘樹
- 幹部 大岩弘:石橋蓮司
- 幹部 金元基:志賀勝
- 朴源昌:岩尾正隆
- 前田茂:野口貴史
- 丁在元:川谷拓三
- 古川順次:根岸一正
- 李善鐘:秋山勝俊
- 双竜会組員:志茂山高也
- 神戸川田組三代目組長 川田利明(モデル・田岡一雄):丹波哲郎(※特別出演)[11]
- 神戸川田組若頭 山地組組長 山地武雄(モデル・地道行雄):小林旭
- 神戸川田組幹部:丘路千
- 神戸川田組幹部:山田良樹
- 神戸川田組幹部:沢美鶴
- 神戸川田組若中:原田君事
- 神戸川田組若中:木谷邦臣
- 神戸川田組若中:白川浩二郎
- 神戸川田組若中:寺内文夫
- ホステス:内村レナ
- 京子:奈三恭子
- マシンガン・ジョー:松本泰郎
- 村田:片桐竜次
- 岩井政道:西田良
- ヒットマン:藤沢徹夫
- 鈴木成夫:宮城幸生
- 根津義男:阿波地大輔
- 岡真吉:笹木俊志
- 松木実(モデル・田端義夫):衣竜快次(宮城健太狼)
- 徳田米造:疋田泰盛
- 金光八郎:酒井哲
- 旅館の仲居:星野美恵子
- 趙の妻:富永佳代子
- 伊達:大木晤郎
- 森村幸吉:唐沢民賢
- チケット売り:蓑和田良太
- キャバレー支配人:五十嵐義弘
- 伊藤秀夫:白井孝司
- チンピラ:奈辺悟
- 久保元:司裕介
- リングアナウンサー:平河正雄
- レフェリー:北川俊夫
- キャバレーのボーイ:勝野賢三
- バーテン:鳥井敏彦
- チンピラ:新居芳行
- ナレーター
スタッフ
製作
企画
中島貞夫が1969年の『日本暗殺秘録』の後に、次は徹底的に暴力をテーマにした映画を作りたいと明友会事件を真正面から描いた『暴力団抗争 殲滅』という脚本を書き[8][12]、当時の岡田茂映画本部長に提出したが、「こんなもん、映画になるか!」と却下された[8]。しかし1973年以降、山口組関係の映画がヒットすると岡田茂社長(当時)が『実録外伝 大阪電撃作戦』という本題名を思いつき企画が再浮上[8]、中島ではなく、脚本の高田宏治に企画が持ち込まれ脚本が書かれた[8]。
1975年2月19日、東映本社で、岡田社長が東映上半期のラインナップを発表し[13]、「実録アクションをムードのあるものに持ってゆきたい」と説明。「"日本暴力列島シリーズ"として『京阪神暴力ファミリー』(『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』)に次ぐ"日本暴力列島シリーズ"第二弾『日本暴力列島・北九州電撃戦』を渡哲也主演作として1975年8月公開を予定している」と話した[13]。しかし渡が長期入院したためか、北九州を舞台にした映画はこの段階では製作されず。同年8月27日の岡田社長による今後の予定作品発表では[14][15]、菅原文太主演作『日本暴力列島大阪電撃作戦』として告知していた[14][15]。菅原は「会社の酷使が過ぎる」などと東映に造反し[16][17]、この年春から夏にかけて出演予定のあった映画を数本キャンセルしていた[17]。
脚本
実録"外伝"、と微妙なタイトルを付けているが大筋やエピソードは大半が実話である[7]。高田は「(中島脚本の)『暴力団抗争 殲滅』は、終始弱いものいじめでドラマがない。それを俺がドラマにした」「明友会事件をやられる側から描いたのが本作」「フィクショナブルでなおかつ実録的な構成」「演出は抜群で中島監督の最高傑作の一つなんじゃないかと思う」[8]、「私と中島はやられる側から描くことにこだわった。叩かれる側からの視点で作りたいという思いは共通していた。出世物語を書いてもつまらない。滅びていく側の物語こそドラマがある」[7]、などと述べている。
撮影
車に引き摺られるシーンをスタントマン無しで演じる渡瀬恒彦を始め、『仁義なき戦い』以降の実録路線勃興で意気上がる役者がむせ返るような熱い芝居を見せる[7][18]。『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』は在日問題が表立ってあったが[12]、本作は松方弘樹、渡瀬恒彦というチンピラが大組織に立ち向かうという中島貞夫の得意とする若者の話になっている[12]。「人間狩り」と凄惨なリンチシーンを撮影したのは、この頃からエログロ映画を量産する助監督の牧口雄二[4]。
逸話
予告編のBGMには、『殺人拳2』、『新仁義なき戦い 組長の首』、『狂走セックス族』、『山口組三代目』