小さい頃は、神様がいて
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『小さい頃は、神様がいて』(ちいさいころは かみさまがいて)は、2025年10月9日から12月18日までフジテレビ系「木曜劇場」枠にて放送されたテレビドラマ[1]。主演は北村有起哉[1]。
| 小さい頃は、神様がいて | |
|---|---|
| ジャンル | 連続ドラマ |
| 脚本 | 岡田惠和 |
| 演出 |
酒井麻衣 佐伯竜一 相沢秀幸 |
| 出演者 |
北村有起哉 小野花梨 石井杏奈 小瀧望 近藤華 阿川佐和子 草刈正雄 仲間由紀恵 |
| 音楽 | フジモトヨシタカ |
| エンディング | 松任谷由実「天までとどけ」 |
| 国・地域 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 製作 | |
| プロデュース | 田淵麻子 |
| 制作プロデューサー |
熊谷理恵 渡邉美咲 |
| 制作 | 大映テレビ(協力) |
| 製作 | フジテレビ |
| 放送 | |
| 放送チャンネル | フジテレビ系列 |
| 映像形式 | 文字多重放送 |
| 音声形式 | ステレオ放送 解説放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 2025年10月9日 - 12月18日 |
| 放送時間 | 木曜 22:00 - 22:54 |
| 放送枠 | 木曜劇場 |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 11 |
| 公式サイト | |
特記事項: 初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。 | |
岡田惠和のオリジナル脚本によるホームコメディで、「離婚を前提とした家族」を中心に、3階建てのレトロマンションに住む3家族たちの物語である。北村は地上波ゴールデン・プライム帯ドラマでは初主演となる[1]。
タイトルは、松任谷由実の『やさしさに包まれたなら』の歌詞から岡田が決めたもので、また劇中でも松任谷の曲が使用される[2]。
あらすじ
東京都大田区のレトロマンション「たそがれステイツ」に住む、渉・あん達による小倉家、同性カップルである奈央・志保、老夫婦の慎一・さとこによる長島家。3組の住人達は、これまで互いに不干渉で生活していたが、ある嵐の日、近くの川の氾濫が懸念されるため、渉は住人皆を部屋に招待して一晩を過ごし、これをきっかけに交流を深めることになる。
話の流れで渉は、あんがかつて「子供が20歳になったら離婚する」と言っていたことを冗談交じりに周囲に語るが、その夜、あんはスマートフォンに登録していたカウントダウン日を渉に見せ「生きてるんだけど、あの約束」と言い放つ。渉は戸惑いつつもあんの思いを受け入れ、息子の順と娘のゆずは、両親の新しい出発を前向きに送り出すことを決める。
長島家は娘夫婦を突如失ったことで孫の凛と真を新たな住人に迎え、奈央・志保は紆余曲折を経てキッチンカーでの開業の夢を形にして行く。
そして約束の日を迎え、小倉家はゆずの誕生日祝いと渉・あんの門出祝いを兼ねたパーティーを開き、その翌朝、あんは一人たそがれステイツを出ていく。
数年に一度の寒波が襲うクリスマスイブの日、あんは部屋の暖房が故障し、たそがれステイツでのクリスマスパーティーに参加する。そこで渉は意を決し、あらためて今の彼女への思いを伝える。2人が屋上へハーブを採りに行った際に扉が開かなくなり、寒空の下、あんは文句を言いつつも渉と身を寄せ合う。
一年後、渉とあんはよき隣人として、買い物で肩を並べ、ともにたそがれステイツに帰って行く。
キャスト
小倉家
- 小倉渉(おぐら わたる)
- 演 - 北村有起哉[1](幼少期:髙嶋龍之介、青年期:菊池銀河[3])
- 「たそがれステイツ」301号室住人。食品会社「旨味堂食品」社員。妻・あんと娘・ゆずと3人暮らし。大学であんと出会い交際し結婚した。
- 性格はマイペースで、人付き合いが良く涙もろいが、時おりズレていたり悪気なくデリカシーに欠けた言動をすることがある。好物はおでんのちくわぶ、うずら。
- かつて妻・あんが泣きながら口にした「ゆずが20歳を迎えたら離婚して、自分を取り戻す」という主旨の言葉を、その場では「約束する」と返答したものの一過性の発言であると認識し、忘れていた。
- あんの離婚に対し、理解しているような態度をとるものの、凛・真から勧められたままごとやハグ等を通じて、子育て時代のあんの思いや彼女への気持ちに改めて気づく。
- 約束のゆずの誕生日の翌朝、あんが家を出た事に涙するも、彼女が結婚時に自身に語った「生涯好きになる男性は一人だけ」「別れたいと言ってもきっと嘘だから信じないで」という言葉を思い出す。
- クリスマスパーティーの場で、離婚を機にますます彼女が好きになって行ったこと、「友達でも良いから、あなたの人生の側で一緒に生きて行きたい」という思いを伝える。
- 小倉あん(おぐら あん) / 佐藤あん(さとう あん)
- 演 - 仲間由紀恵[1](幼少期:岡崎紬、青年期:松島くるみ[4])
- 渉の妻。大学卒業後、中堅商社でバリバリ働いていたが、順の出産を機に退職、1話ではパートで病院の経理をしつつ専業主婦。息子の順からは「人に弱みを見せるのが苦手」と評されている。
- 娘・ゆずが生まれ、まだ幼い順を含めた2人の子育てで限界を越え、ゆずが20歳を迎えたら離婚することを、渉と口約束していた。
- 渉のズレた言動を若干うっとおしく思うことがあるが、決して渉を嫌っての離婚ではないこと、子供達の成長を見守る事は楽しかったことを語る。その一方、自身が何者にもなれていないという思いを抱えていた。
- 新居として三鷹のマンションに部屋を構え、ゆずの誕生日の翌朝より一人暮らしを始めるものの、無意識に渉を気にかける。
- 一年後、たそがれステイツに舞い戻り、201号室の住人となる。
- 小倉順(おぐら じゅん)
- 演 - 小瀧望[5](乳児期:川上天晴、1歳時:新村武士[6]、3歳時:久場政広、10歳時:小川拓真[7][8])
- 渉とあんの息子。消防士。実家を出て寮で暮らしている。
- 母のあんから「天使のよう」と評される親孝行で、近隣住民からも人気がある。しかし大事なところで間が抜ける所は渉に似ているとも言われる。
- 両親の離婚については幼少期よりそこはかと無く気付いており、母を苦しませたくないと繊細な性格に育った。
- 小倉ゆず(おぐら ゆず)
- 演 - 近藤華[5](乳児期:吉野理乃愛、6歳時:浦上双葉[9])
- 渉とあんの娘、順の妹。大学2年生。誕生日は2005年12月4日。
- 父譲りのマイペースで奔放な性格で、両親の離婚のことを2人の会話や兄から知るものの、できれば実家を出ずにいたいと考えている。
- 映画監督になるのが夢で、母を安心させるために自主映画のコンクールで賞を取るべく、奈央・志保を題材に撮影を始める。結果、入選こそ逃したものの、大学教授で自身の「天敵」としている審査員から、作品の「多幸感」を評価するコメントを受けた。
たそがれステイツの住人
- 樋口奈央(ひぐち なお)
- 演 - 小野花梨[5](幼少期:大谷美心[10])
- 202号室。スーパー銭湯勤務。志保とは幼少期に一度出会い、その後高校で再会し交際、共に福井から上京して2人暮らし。いつか2人でキッチンカーを持ち開業するのが夢。
- 周囲から自分を守るために笑顔で社交的に振る舞うが、男性から一方的に言い寄られることもある。
- リサイクルショップで気に入ったキッチンカーを見つけ手付金を払うものの、値段の問題から一旦購入は諦める。しかしゆずの映画撮影をきっかけにレンタルで譲り受けることとなった。
- その後ナチョス店「N&S コンパスキッチン」をオープンする。
- 高村志保(たかむら しほ)
- 演 - 石井杏奈[5](幼少期:小西美月[10])
- 202号室。恋人の奈央と2人暮らし。スーパー銭湯のフードコート厨房で働いている。人付き合い、特に男性が苦手だが、たそがれステイツの住人と打ち解けるうちに口数も増えている。
- 優しく思いやりがあり、自分なりの信念を持つ芯の強い性格だが、奈央曰く「すっとんきょう」(天然)なところがある。
- 永島さとこ(ながしま さとこ)
- 演 - 阿川佐和子[5](青年期:花田優里音[11])
- 101号室。慎一の妻。慎一とはレコード会社での職場恋愛で結婚した。
- 娘の妙子(演 - ひがし由貴[注 1])とその夫を事故で亡くし、孫の凛・真を引き取る。
- 学生時代より、小柄で可愛らしい外見だけで周囲から判断されることに違和感を抱いていた。
- 永島慎一(ながしま しんいち)
- 演 - 草刈正雄[5](青年期:栄莉弥[12])
- 101号室。さとこの夫。レコード会社で働いていたが、定年退職して隠居生活。自宅の家事や、ご近所のラジオ体操、町内会活動に精をだしている。
- 学生時代よりモテていたものの、さとこと同じく外見だけで判断されることに違和感を抱く。社内でさとこへプロポーズし「プレスリーへの取材」という名目で新婚旅行に誘った。
- 庄司凛(しょうじ りん)
- 演 - 和智柚葉[13](第3話 - [注 2])
- 慎一・さとこの孫、真の姉。小学生。
- 両親が事故死したことで、弟と共にたそがれステイツで暮らす事になる。
- 自分達のことで迷惑をかけまいと、弟の面倒を見たり大人びた口調をすることがある。
- 庄司真(しょうじ まこと)
- 演 - 山本弓月[14](第3話 - [注 2])
- 慎一・さとこの孫、凛の弟。小学生。
- 消防車が好きで、イルカの人形をいつも抱えている。両親の死を理解しきれていない。姉とよくままごとをして遊ぶ。
旨味堂食品
渉が勤める食品会社。看板商品はふりかけ「うまふり」で、社員食堂ではかけ放題になっている。
周辺人物
その他
- 小倉優一郎、渉の母
- 演 - 茂希[23]、おかめたつの(第1話)
- 渉の両親。優一郎は渉が幼い頃に死去している。
- あんの兄たち
- 演 - 鍛冶春陽、鍛冶春翔(第1話)
- バス運転手
- 演 - 白仁裕介[24](第1話)
- バスを待つ奈央に、運行中止になるかもしれない、と注意を促す。
- スーパー銭湯の客
- 演 - 山岡竜弘[25](第1話・第3話)
- 鍵を忘れたことをきっかけに勤務中の奈央に言い寄り、強引にプレゼントを渡そうとする。
- ナンパ男
- 演 - 直野航大[26]、佐織迅[27](第1話)
- バスを待つ奈央たちに声をかけるナンパ男。
- アナウンサー
- 声 - 立本信吾、大村晟(フジテレビアナウンサー)
- テレビで天気予報を伝えるアナウンサー。
- あんの同僚
- 演 - 氏家恵[28](第3話・第10話)
- 消防隊員
- 演 - 青木泰寛
- 順の同僚。
- ゆか
- 演 - 泉有乃[29](第7話)
- ゆずの中学時代の友人で、ゆずが映画好きになるきっかけを作る。しかし彼女への感情を打ち明けた事から疎遠となってしまった。
挿入歌
- 劇中に使用された松任谷由実(荒井由実)の楽曲。
- やさしさに包まれたなら(1話)
- リフレインが叫んでる(2話)
- 守ってあげたい(3話カラオケ歌唱曲)
- よそゆき顔で(4話)
- 中央フリーウェイ(4話口笛・5話口笛)
- ANNIVERSARY〜無限にCALLING YOU(6話)
- ルージュの伝言(7話)
- 一緒に暮らそう(8話)
- 花紀行(9話)
- ひこうき雲(10話)
- 春よ、来い(10話歌唱曲)
スタッフ
放送日程
| 各話 | 放送日 | サブタイトル[31] | 演出 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 10月9日 | 生きてるんだけどあの約束 | 酒井麻衣 | 5.0%[32] |
| 第2話 | 10月16日 | 決めたとおりに離婚します | 4.0%[33] | |
| 第3話 | 10月23日 | 涙のラジオ体操 | 3.3%[34] | |
| 第4話 | 10月30日 | 良くない?もう離婚するなら | 佐伯竜一 | 3.3%[35] |
| 第5話 | 11月6日 | 繊細すぎる天使 | 3.8%[36] | |
| 第6話 | 11月13日 | おでんの告白 | 酒井麻衣 | 3.5%[37] |
| 第7話 | 11月20日 | ハッピーエンドにしたいんで | 3.5%[38] | |
| 第8話 | 11月27日 | 仲良しのぎゅー | 相沢秀幸 | 3.5%[39] |
| 第9話 | 12月4日 | おはよう、佐藤あんさん | 酒井麻衣 | 3.6%[40] |
| 第10話 | 12月11日 | 今、僕は怒ってます | 相沢秀幸 | 3.1%[41] |
| 最終話 | 12月18日 | 寒波だよ、全員集合! | 酒井麻衣 | 3.6%[42] |
| 平均視聴率 3.7%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) | ||||
- 初回は22時 - 23時9分の15分拡大放送[43]。