山原川流域とほぼ重なる飯田地区(現在の飯田中学区)は、昔から水不足に悩まされ、水田への引水でしばしば水争いが起こっていた。
この対策として、大正5年に庵原川から取水し、午王堂川を経由して高橋・八坂地区を灌漑する「金谷用水」が整備された[5]。現在の午王堂川は、東名高速道路清水インターチェンジの建設もあり一部の河道は近代化されたが、その他の部分は金谷用水の名残が見られる。
また大正6年には、山原貯水池が造成された。現在では、有効貯水量29,300m3、堤長89m、受益面積21haとなっている。[2]
宅地開発が進んだ近年、高橋二・三丁目・飯田町地区では大雨による浸水被害が顕著である。このため、特定都市河川浸水被害対策法の適用を受けた浸水対策事業として、2019年から2021年度にかけ、同地区の流末水路にあたる捨川と山原川の合流地点に、市内最大規模となる「高橋雨水ポンプ場」を建設中である[6]。
山原大滝(静岡市清水区山原)
山原貯水池(静岡市清水区山原)
山原川下流(巴川との合流点付近)
捨川中流(静岡市清水区下野北)