山崎佳代子
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石川県金沢市生まれ、静岡県静岡市育ち[4]。1979年北海道大学文学部ロシア文学科卒業後、ユーゴスラビアの奨学金を得て[5]サラエボ大学文学部でユーゴスラビア文学史を学ぶ。リュブリャナ(スロベニア共和国)の民謡研究所への留学を経て[6]、1982年 ~1986年、ベオグラード大学大学院に在学。在学中の1985年から助手を務め[7]、その後文学部日本学専攻教授となる。
2003年に『1920年代の日本アヴァンギャルド詩の発展、セルビア文学との比較考察』で同大学にて博士号(比較文学)を取得[3]。近現代日本の詩や『古事記』を旧ユーゴスラビアに翻訳紹介している[8]。ベオグラードで山崎洋と結婚し、3人の息子を儲けた[5]。
詩人としても活躍しており、1996年に詩集『鳥のために』で第1回中原中也賞候補。2010年9月、第76回「国際ペン東京大会」のセミナー「スラヴ文学と環境」では、パネリストを務めた[9]。
2015年『ベオグラード日誌』で第66回読売文学賞紀行部門を受賞[10]。2019年『パンと野いちご:戦火のセルビア、食物の記憶』で第29回紫式部文学賞を受賞[11]。
セルビアでの受賞も多数(「セルビア・ペン海外翻訳功労賞」、セルビア翻訳者協会「翻訳功労賞」、セルビア文学者協会「国際詩人モラヴァ賞」受賞。)
セルビアベオグラードから日本へ一時帰国した2025年、9月7日に函館で、10月12日に京都で講演会が行われた[12]。「天国にむかった子供たち」と銘打たれた講演会で、山崎は、「バルカンのアウシュビッツ」とも呼ばれるクロアチア・ヤセノバッツ強制収容所について講演した[13]。
著書
- 『スロベニア語基礎1500語』(編)大学書林、1985年。ISBN 978-4-475-01096-2
- 『解体ユーゴスラビア』朝日新聞社〈朝日選書〉、1993年。ISBN 978-4-02-259576-8
- 『ある日、村は戦場になった:バチュガから届いた子どもたちのメッセージ』創美社(発売:集英社)、1995年。ISBN 4-420-21003-6
- 『詩集 鳥のために』書肆山田、1995年。全国書誌番号:98015087
- 『詩集 産砂 rodina』書肆山田、1999年。ISBN 978-4-87995-472-5
- 『詩集 薔薇、見知らぬ国』書肆山田、2001年。ISBN 978-4-87995-518-0
- 『そこから青い闇がささやき』(エッセイ集)河出書房新社、2003年。ISBN 978-4-309-01564-4
- (改題・加筆)『そこから青い闇がささやき:ベオグラード、戦争と言葉』筑摩書房〈ちくま文庫、解説:池澤夏樹〉、2022年。ISBN 978-4-480-43833-1
- 『秘やかな朝』書肆山田、2004年。ISBN 978-4-87995-617-0
- 『詩集 アトス、しずかな旅人』書肆山田、2008年。ISBN 978-4-87995-733-7
- 『詩集 みをはやみ』書肆山田、2010年。ISBN 978-4-87995-803-7
- 『ベオグラード日誌』書肆山田、2014年。ISBN 978-4-87995-894-5
- 『ベオグラード日誌〈増補版〉』ちくま文庫(解説:小林エリカ)、2025年。ISBN 978-4-480-44019-8
- 『戦争と子ども』(三男・山崎光が絵を担当)西田書店、2015年。ISBN 978-4-88866-596-4
- 『パンと野いちご:戦火のセルビア、食物の記憶』勁草書房、2018年。ISBN 978-4-326-85194-2
- 『詩集 海にいったらいい』思潮社、2020年。ISBN 978-4-7837-3726-1
- 『詩集 黙然をりて』書肆山田、2022年。ISBN 978-4-86725-024-2
- 『ドナウ、小さな水の旅:ベオグラード発』左右社、2022年。ISBN 978-4-86528-354-9