山戎は遊牧民なので、漢民族のように城郭などに定住しない。そこの家畜は馬・牛・羊がメインで、他には橐駝(ラクダ)・驢(ロバ)・驘(ラバ)・駃騠(けってい:馬の一種)・騊駼(とうと:野生の馬)・騨騱(だんけい:野生の馬)などが放牧された。
文字を持たず、規則や命令は口頭で伝達された。
山戎は燕の尖首刀(せんしゅとう)を模倣したような、針首刀(しんしゅとう)と呼ばれる自国の通貨を発行しており、中原文化と相互に影響を与え合った文化水準の高い部族であった。
民族系統としては、アルタイ語族に属し、テュルク系、ツングース系のいずれかと推測されるが、定かではない。