崇高について

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崇高について』(すうこうについて、古希: Περì Ὕψους: On the Sublime)は、古代ギリシア語文芸論書。著者は3世紀ロンギノスと伝わるが、実際は1世紀ごろの何者か(偽ロンギノス: Pseudo-Longinus)とされる[1]

「崇高」(ヒュプソス、古希: ὕψος)を主題として[2]ホメロスプラトンデモステネスキケロカイキリオスなどを参照しながら[2][3]、当時の形式主義を批判し、感情(パトス)の高揚(エクスタシス)こそが文学の最重要の要素であると説く[4]。プラトンの詩人追放論に応答する著作とも言われる[2]

著者

19世紀初頭までカッシオス・ロンギノスの著作とされてきたが、研究が進み別人の著作とされるようになった[2]

写本では「ディオニュシオス・ロンギノス」「ディオニュシオスまたはロンギノス」とも標記される[2]。このことから、ビザンティン期の学者が著者を特定できず、ロンギノスまたはハリカルナッソスのディオニュシオスの著作とみなしたと推測される[2]

現代の通説では、作中で引用される学者などから、1世紀の成立とされる[2]。『創世記』を思わせる引用があることから、著者はユダヤ人とする説もあるが[2][4]、ユダヤ人でなくコスモポリタンゆえの引用とする説もある[2]

受容

日本語訳

脚注

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