幕の内ISM

パスピエのアルバム From Wikipedia, the free encyclopedia

幕の内ISM』(まくのうちイズム)は、2014年6月18日にワーナーミュージック・ジャパンよりリリースされたパスピエのアルバム。

概要 パスピエ の スタジオ・アルバム, リリース ...
『幕の内ISM』
パスピエスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
チャート最高順位
パスピエ アルバム 年表
演出家出演
(2013年)
幕の内ISM
(2014年)
娑婆ラバ
(2015年)
『幕の内ISM』収録のシングル
  1. 「とおりゃんせ」
    リリース: 2013年10月27日
  2. MATATABISTEP/あの青と青と青
    リリース: 2014年3月26日
  3. 「トーキョーシティ・アンダーグラウンド」
    リリース: 2014年5月28日
ミュージックビデオ
とおりゃんせ - YouTube
MATATABISTEP - YouTube
YES/NO - YouTube
トーキョーシティ・アンダーグラウンド - YouTube
七色の少年 - YouTube
Tow-Ryang-Say (English ver.) - YouTube
Tokyo City Underground (English ver.) - YouTube
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概要

  • 通常盤と初回限定盤が発売。
  • 初回限定盤は特殊パッケージ仕様で「2013年12月21日 パスピエ TOUR 2013 “印象・日の出” 外伝 at 赤坂BLITZ」の一部を収録したDVDが付属。同公演のCD版未収録の「ON THE AIR」がiTunesバンドル特典で収録。
  • 成田が2013年初頭に聴いたアフリカ系の女性シンガー、ローラ・マヴーラの土着的ではなくポップに洗練された民族性に衝撃を受け、自身の民族性に着目し「海外から見た日本」をテーマにこれまで以上にオリエンタルの要素や雑食性を打ち出している[1][2][3][4]
  • 前作『演出家出演』リリース(2013年6月12日)直後の2013年7月頭から制作を開始している[2]
  • アルバムタイトルは、バラエティーに富んだアルバムの内容から大胡田により付けられ、ジャケットもそこからオリエンタル感をイメージし曼荼羅をモチーフに描いている[5][6][7][8]
  • これまでの作品でひらがな交じりの日本語の回文(『わたし開花したわ』)、ローマ字の回文(『ONOMIMONO』)、漢字の回文(『演出家出演』)を付けたことにより回文タイトルは満足したのと、前年にメジャーデビュー後初めてのワンマンライブ(“印象・日の出”ツアー)を終え、次の一歩という意味もありタイトルも違う形式にした[7][9]
  • 発売初週に約1.2万枚を売り上げて、2014年6月30日付オリコン週間アルバムランキングで初登場12位を獲得。
  • 2014年10月22日に『幕の内ISM』から4曲を英語詞で再録したものと、 Seihoによる「MATATABISTEP(English ver.)」のリミックスを収録した『MAKUNOUCHI-ISM e.p.』を配信限定でリリース[10]
  • 2015年5月13日にアナログ・レコードとして『MAKUNOUCHI-ISM[Limited european vinyl edition]』がフランスのレーベルSpecific Recordingsより発売された。ジャケットは大胡田により新たに描き下ろされている。

収録曲

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全作詞: 大胡田なつき、全作曲: 成田ハネダ、全編曲: パスピエ。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「YES/NO」大胡田なつき成田ハネダ
2.「トーキョーシティ・アンダーグラウンド」大胡田なつき成田ハネダ
3.「七色の少年」大胡田なつき成田ハネダ
4.あの青と青と青大胡田なつき成田ハネダ
5.「ノルマンディー」大胡田なつき成田ハネダ
6.「世紀末ガール」大胡田なつき成田ハネダ
7.「とおりゃんせ」大胡田なつき成田ハネダ
8.MATATABISTEP大胡田なつき成田ハネダ
9.「アジアン」大胡田なつき成田ハネダ
10.「誰?」大胡田なつき成田ハネダ
11.「わすれもの」大胡田なつき成田ハネダ
12.「瞑想」大胡田なつき成田ハネダ
合計時間:
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特典DVD

初回限定盤に付属。「2013年12月21日 パスピエ TOUR 2013 “印象・日の出” 外伝 at 赤坂BLITZ」の一部を収録。「幕の外盤」と題されている。

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全作詞: 大胡田なつき、全作曲: 成田ハネダ、全編曲: パスピエ。
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「S.S」大胡田なつき成田ハネダ
2.「デモクラシークレット」大胡田なつき成田ハネダ
3.「トロイメライ」大胡田なつき成田ハネダ
4.「名前のない鳥」大胡田なつき成田ハネダ
5.「とおりゃんせ」大胡田なつき成田ハネダ
6.「フィーバー」大胡田なつき成田ハネダ
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楽曲解説

  1. YES/NO
    • 主流なJ-POPのルール(「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ」を2回繰り返し→間奏のギターソロ→サビ)に則りつつも、形式を壊す曲を作ろうとサビは盛り上げず下げている[2][3]
  2. トーキョーシティー・アンダーグラウンド
    • 2014年5月28日リリースのデジタルシングル(iTunes Store限定)[11]
    • 映画『APPLESEED ALPHA』挿入歌のために書き下ろし[6][9](映画で使用されているのは英語詞版の「Tokyo City Underground(English ver.)」[12])。
    • 海外で放映されることも意識して“トーキョー”のフレーズを入れ、東京の夜の摩天楼の雰囲気や、映画『ブレードランナー』のような無国籍・多国籍感をイメージして作詞している[9]
    • 音の質感はニュー・オーダーをイメージしてミックスしている[3]
  3. 七色の少年
    • 荒井由実の作品などのような長年親しまれてるJ-POPに見られるメロディーラインを意識して制作[6][8][4]
    • オーガニックな質感を大事にしようとオクターバー(元音のオクターブ上下の音を発生させるエフェクター)を使わずに一本ずつギターを重ねている[2]
  4. あの青と青と青
  5. ノルマンディー
    • 大胡田の書き溜めていた歌詞の中から成田が意味のわからなさとインパクトの強さを面白がり、初めて詞先で作られている[6][9]
    • 最後のフレーズはストーリーの結末として、“置き手紙をしてさようなら”で「置き手紙」か、“駆け落ちしてからも関係は続いていて、昔はずっと作ってくれていたご飯が、今は幕の内になっている”で「幕の内」にするかで迷っていたが、成田の音を聴いて「幕の内」にした[4]
    • 曲の雰囲気を出すために、ピアノの弦の上に形が違うセロハンテープを乗せて弾いている(鍵盤を叩くとハンマーが上がり、一瞬テープが浮いてカランと鳴ることで、ミュートもされて不協和音も出る)[7]
  6. 世紀末ガール
  7. とおりゃんせ
    • 2013年10月27日リリースのデジタルシングル(iTunes Store限定/2013年11月27日より各配信サイトでも配信)。
    • アルバム制作開始後、最初に出来た曲のひとつ[2]
    • 成田がつけたデモの仮タイトル“とおりゃんせ”をもとに大胡田が作詞している。
    • ローラ・マヴーラ、チャーチズジーズ・ニュー・ピューリタンズのような4つ打ちの中で民族的なものを表現できているミュージシャンから影響を受け作られた[13]
  8. MATATABISTEP
  9. アジアン
    • アルバム制作開始後、最初に出来た曲のひとつ[2]
  10. 誰?
  11. わすれもの
    • 2011年頃に仮録までされていたものに新たに手を加えて完成された[6][7][4]
    • 歌詞はその頃から変更はされず、人と人との関係を書こうと決めて作詞されている[4]
    • 音の質感はラナ・デル・レイをイメージしてミックスしている[3][2]
  12. 瞑想
    • 序盤で緊張感を持たせてサビで緩んで広がる表現は「YES/NO」「あの青と青と青」でもされているが、特にそれを出すことができ、パスピエとしての幅を広げることのできた成田の思い入れのある曲[3]

プロモーション

対象のCDショップで購入すると初回限定盤特殊パッケージと連動した厚紙のパーツ「大胡田N謹製 ジオラマパーツ」が配布された[14]。 また大胡田なつきのイラストパネルやライブの写真などを展示した「パスピエ謹製特別展示博」も開催[15]。 さらにリリース記念プレミアムイベントも実施。タワーレコード全店で『幕の内ISM』購入者に先着で渡されるシリアルカードから応募すると当選者が招待された[16][17]

MAKUNOUCHI-ISM e.p.

2014年10月22日発売。配信限定。

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全作詞: 大胡田なつき、平床政治、全作曲: 成田ハネダ、全編曲: パスピエ。
#タイトル作詞作曲・編曲原曲時間
1.「MATATABISTEP(English ver.)」大胡田なつき、平床政治成田ハネダMATATABISTEP
2.「Tow-Ryang-Say(English ver.)」大胡田なつき、平床政治成田ハネダとおりゃんせ
3.「Tokyo City Underground(English ver.)」大胡田なつき、平床政治成田ハネダトーキョーシティ・アンダーグラウンド
4.「The Meditation(English ver.)」大胡田なつき、平床政治成田ハネダ瞑想
5.「MATATABISTEP(English ver.)[Seiho Remix]」大胡田なつき、平床政治成田ハネダMATATABISTEP
合計時間:
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クレジット

出典

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