平成23年台風第9号
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7月27日9時に北緯10度、東経142度のカロリン諸島で熱帯低気圧が発生し[1]、28日午後3時にフィリピンの東で台風に昇格したため、アジア名「ムイファー(Muifa・梅花)」と命名された[2]。命名国はマカオで、「梅の花」を意味する。また、フィリピン大気地球物理天文局はこの台風について、フィリピン名「カバヤン(Kabayan)」と命名した。台風は勢力を強めながら北上し、8月4日午後3時頃に沖縄県が暴風域に入り、沖縄本島では中南部が4日午後3時、北部は6時に暴風域に入ってから6日正午頃まで、実に一日半以上、中南部では45時間にもにわたって暴風域に留まり続けた。沖縄本島が24時間以上暴風域に留まり続けたのは、2004年の台風18号以来のことである[3][4][5][6]。また、40時間以上暴風域に巻き込まれたのは、53時間暴風域に入った2001年の台風16号以来のことである[7]。さらに6日午前までの24時間雨量について、本部町は610ミリ、名護市は459ミリと、いずれも観測史上最高値を記録した[8]。9号はその後も北上を続けて北朝鮮に上陸した後、9日の21時に温帯低気圧に変わった。
なお、台風9号からの暖かく湿った気流が、新潟・福島豪雨をおこした前線へ流れ込んだが、間接的影響であるため台風9号と新潟・福島豪雨は別災害として扱われている。