幽霊屋敷 (小説)
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| 幽霊屋敷 The Man Who Could Not Shudder | ||
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| 著者 | ジョン・ディクスン・カー | |
| 発行日 | 1940年 | |
| ジャンル | 推理小説 | |
| 国 |
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| シリーズ | ギデオン・フェルシリーズ | |
| 言語 | 英語 | |
| 前作 | テニスコートの殺人 | |
| 次作 | 連続自殺事件 | |
| コード | OCLC 13443298 | |
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『幽霊屋敷』(ゆうれいやしき、原題:The Man Who Could Not Shudder)は、アメリカの推理作家ジョン・ディクスン・カーによる推理小説。日本での別題に『震えない男』(ふるえないおとこ)がある[注 1]。発表は1940年。ギディオン・フェル博士ものの長編第12作目にあたる。
本作は「バカミス」に挙げられたりもしているが(#作品の評価参照)、本作の最大の魅力は第19章以降、ページをめくるたびに押し寄せる驚きの連続にある[1]。
ジャーナリストのロバート(ボブ)・モリスンは、コンゴ・クラブで幽霊が出るという屋敷の噂を聞いた。エセックス州にあるロングウッド一族が暮らしてきた屋敷で、17世紀に建てられた後の当主ノーヴァートが無残な死を遂げて以来、老執事がシャンデリアに自ら飛び移りその下敷きになって死んだいう不可解な実話をはじめ、幽霊が目撃されたり、家具が勝手に動いたりなど、奇怪な噂が絶えなかった。
その屋敷を資産家のマーティン・クラークが購入して「幽霊パーティー」を開くという。ボブは婚約者のテス・フレイザーと友人で建築家のアンドルー(アンディ)・ハンターとともに招待を受け、屋敷に赴くと早速テスが何かに足をつかまれたと騒ぎ立てる。ほかに招待されていたのは、食品雑貨卸業者のベントリー・ローガンとその妻のグウィネス、事務弁護士のジュリアン・エンダビーの計6名であった。
翌朝、ボブがアンディが逆L字型の屋敷の東端、短辺に当たる突きだし部分のビリヤード室の窓から、書斎の窓辺でローガンが拳銃で撃たれるのを目撃する。ローガンは即死で、ほかに書斎にいたのは妻のグウィネスだけであった。ところがグウィネスは、拳銃が勝手に壁からジャンプして、空中で止まって夫を撃ったのだと証言する。
そこへ、何者かに呼び出されたボブの友人でロンドン警視庁犯罪捜査部のエリオット警部が、ギディオン・フェル博士を伴って屋敷に訪れ、この不可解な謎に挑むことになる。
主な登場人物
作品の評価
日本語訳書
- 『幽霊屋敷』 小林完太郎訳、創元推理文庫、1959年
- 『震えない男』 村崎敏郎訳、ハヤカワ・ポケット・ミステリ、1959年、ISBN 978-4-150-005252
- 『幽霊屋敷』 三角和代訳、創元推理文庫(新訳版)、2023年、ISBN 978-4-488-11850-1