後背地 From Wikipedia, the free encyclopedia 後背地(こうはいち、英語: hinterland、ドイツ語: Hinterland)とは、都市や港湾の経済的な影響を受けている地域のことである[1][2]。狭義には、特定の港湾を発着する貨物の供給範囲のことをさすが、広義では、都市と物資・サービスの流動や通勤流動がなされる周辺地域のこともいう[1]。 港湾は海に面し、海を通じてほかの港湾と貿易を行うことではじめて役に立つ。そのため海に面している方が正面(前面)、内陸が背面と考えられたので、この名称となった。 中心と後背地の関係 一般に、中心となる都市や港湾の規模が大きいほど後背地は広くなる[2]。一方、後背地の経済力が大きいことで都市や港湾が発展することもある[2]。例えば、1870年代以降に港湾都市ロッテルダムが発展した背景として、後背地となるドイツやベルギーにおける工業発展の影響が挙げられる[3]。ゆえに都市や港湾と後背地は相互に影響を及ぼす。また、一方が衰退した場合に他方にも影響を及ぼす[4]。 脚注 [1]浮田ほか 2004, p. 87. [2]高野 1989, p. 216. [3]兼子 2018, p. 386. [4]高野 1989, p. 289. 参考文献 高野史男 著「後背地」、日本地誌研究所 編『地理学辞典 改訂版』二宮書店、1989年、216頁。ISBN 4-8176-0088-8。 浮田典良 編『最新地理学用語辞典』(改訂版)原書房、2004年。ISBN 4-562-09054-5。 兼子純 著「物流都市・ロッテルダム」、経済地理学会 編『キーワードで読む経済地理学』原書房、2018年、385-388頁。ISBN 978-4-562-09211-6。 関連項目 都心回帰 ドーナツ化現象 スプロール現象 田園回帰 田園都市 郊外化 衛星都市 ホワイトフライトこの項目は、地理用語に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:地理/Portal:地理学・Portal:地理)。表示編集 Related Articles