慈愛としてのヨハナ・デ・ヘールと子供たちの肖像
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| オランダ語: Portret van Johanna de Geer met haar twee kinderen Cecilia en Laurens Trip als Caritas 英語: Portrait of Johanna de Geer and her Children as Charity | |
| 作者 | フェルディナント・ボル |
|---|---|
| 製作年 | 1664年 |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 167 cm × 152.5 cm (66 in × 60.0 in) |
| 所蔵 | アムステルダム国立美術館 |
『慈愛としてのヨハナ・デ・ヘールと子供たちの肖像』(じあいとしてのヨハナ・デ・ヘールとこどもたちのしょうぞう、蘭: Portret van Johanna de Geer met haar twee kinderen Cecilia en Laurens Trip als Caritas、英: Portrait of Johanna de Geer and her Children as Charity)、または『ヨハナ・デ・ヘールと二人の子供セシリアとラウレンス・トリップ』(ヨハナ・デ・ヘールとふたりのこどもセシリアとラウレンス・トリップ、英: Portrait of Margarita Trip as Minerva Teaching Her Sister Anna Maria Trip)は、17世紀オランダ絵画黄金時代の画家フェルディナント・ボルがキャンバス上に油彩で制作した絵画である。アムステルダム国立美術館の所蔵品であるが、現在、やはりアムステルダムにあるオランダ王立芸術科学アカデミーに長期貸与作品として展示されている。画面下部中央に「fBol · fecit · (フェルディナント・ボルが[これを]制作した) 」という署名がある。作品はおそらく1664年ごろに描かれた[1]。

この絵画は、富裕な商人であったヘンドリック・トリップ (Hendrik Trip) の2番目の妻ヨハナ・デ・ヘールを描いている。トリップは、兄弟のルイスとともにアムステルダムに豪壮な「トリッペンハウス」 (トリップ兄弟の家) を建てた人物である。
画中の2人の子供は、夫妻の娘のセシリア・トリップ (Cecilia Trip、1660-1728年) と息子のラウレンス・トリップ (Laurens Trip、1662年生まれ) である。ヨハナは、自身を2人の子供たちと犬に囲まれた慈しみ深い母親として描かせている。それゆえに、この絵画は慈愛の寓意として解釈されている。家族は、古典的な柱を部分的に隠している大きく豪華なカーテンのある場所に表されている。画面の左側は少し開いており、風景が見える。
本作は元来、トリッペンハウスのマントルピース (暖炉上部の棚) 用に意図されたものである。画中の左右にあるイオニア式付柱は、暖炉の煙突の装飾彫刻とつながっていた[2][3]。