戦車バイアスロン
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冬季に行われるスポーツであるバイアスロンと同様に、戦車による射撃と機動を組み合わせた競技である。標的を外した場合、ペナルティとしての周回が課せられる点はバイアスロンと同様であり、これに加えて障害物や標識などの破壊により時間が加算されることになる[1]。
射撃をこなした後に、障害物のあるルートの踏破を行い、障害物を乗り越えたり、標識に接触あるいは破壊した場合には10秒が加算され、最終的に得られたタイムで順位を競う[2]。
競技の他、火器や戦車を始めとした軍用車両の展示も行われ、走行や射撃といったエキシビションも行われる。また、開始前には会場に車両が走行や射撃に伴って巻き上げる砂塵を防止するために散水が行われるが、この散水はポンプ車等による地上放水ではなく航空機による空中放水として行われ、これもエキシビジョンの一環として扱われている。エキシビションや展示会には競技使用車両であるT-72の改良発展型であるT-90戦車や、高性能モデルのT-80U、その他軍用機なども多数参加・展示しており、T-72顧客の参加国に対する販売促進も兼ねていると考えられる。
- 疾走するロシアの T-72B
(2013年大会) - 2013年大会におけるT-80Uによる演舞
- 会場に散水を行うIL-76MDP輸送機(消防機型)
(2013年大会)
ルール
最初に8から10kmのコースを周回しながら射撃を行う。射撃内容は周回ごとに異なる内容で行われる。一周目は主砲による距離1,800m、1,700m、1,500mの各標的に対する射撃、二周目は距離600から700mの対戦車ロケット弾発射機と歩兵部隊を模した標的に対する同軸機銃による射撃、三周目は距離1,200mの対戦車砲及び対戦車ミサイル発射機への砲塔上重機関銃による射撃である[2]。
各周5基の標的は固定されておらず、出現してから射撃を行うまでの時間は制限されている[3]。射撃は、審判が射場を2.5km離れた位置から観測し、加えてUAVと射場のカメラによって判定される[3]。目標を失中するごとに500メートルのペナルティが課せられる。
また最後の周回では様々な地形の障害物コースを走行する必要がある。用意された障害物を通らなかった、あるいは通過方法が不適切と判定された場合には、最終タイムに10秒のペナルティが加えられる。
