扇絵

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扇絵(おうぎえ)とはおよそ平安時代から描かれている肉筆画の一種である。

尾形光琳「白鷺」1701~1716年、ホノルル美術館所蔵

日本ではおよそ平安時代ころから檜扇や扇(扇子)に絵を描くことが行われるようになった。この扇に描かれた絵画を扇絵といった。また、扇絵は扇面画ともいい、金銀などの下地の上に色彩豊かに描かれ、平安時代末期から室町時代にかけて日本の特産品として中国に輸出された。また、そうして装飾された扇面を、屏風に貼り付けて鑑賞されることも行われるようになっていった。江戸時代には俵屋宗達宮崎友禅らが扇絵を得意としていた。また、風俗画として一点あたりの単価が比較的安い浮世絵版画が誕生し、多数の浮世絵師が登場してくると、肉筆画を主に描くような絵師も現れ、そのようななかから鳥居清信鳥居清長喜多川歌麿鳥文斎栄之歌川豊国歌川国芳歌川国貞葛飾北斎河鍋暁斎といった絵師が小画面の扇絵を描くようになった。

作品

参考文献

関連項目

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