放置ゲーム
プレイヤーが操作しなくてもゲーム状況が変化し、特定の状況においてプレイヤーが操作することで進行していくゲームジャンル
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インクリメンタルゲーム(英:Incremental game)とはコンピュータゲームのジャンルの一つ。このジャンルに属するゲームの多くが放置することをゲーム性に取り入れていることから放置ゲーム(英:idle game)と呼ばれることもある。また、Cookie Clickerが火付け役となり流行したジャンルであることからクリッカー系ゲーム(英:Clicker game)とも呼ばれる。
概要
インクリメンタルゲームは明確に定義されていないゲームジャンルであるため、ベルリン解釈に倣ってジャンルの如何を定める方針が提唱されている[1]。主に、ゲーム内数値を増加させることやその最適化、ゲームオーバー要素がないこと、ニューゲームやリセットにより新要素がアンロックされること、UIが非視覚的で簡素であることなどの特徴を複合的に有するものがインクリメンタルゲームとされる[1]。
なお、日本における放置ゲームという言葉の適用範囲は広く、「おさわり探偵 なめこ栽培キット」など、モバイルゲームとして発展した放置育成系ゲームを含めることが多いが、インクリメンタルゲームのシノニムとしての「放置ゲーム」はこれを含めない。
歴史
2015年のGDCサミットでの講演によると、 放置ゲームというジャンルの誕生は、Eric Fredriksenの『Progress Quest』(2002年)だとされている[2]。Progress QuestはMMORPGのオートバトル機能を模した完全に自動化されたものであった。
初期のインクリメンタルゲームはその多くがブラウザゲームであり、特にゲーム投稿ウェブサイトであるKongregateに数多くのインクリメンタルゲームが投稿された。2013年にはCookie Clickerが人気を博したことで、日本でもインクリメンタルゲームが広く知られるきっかけとなった。また、Itch.ioなどでもインクリメンタルゲームが盛んであるほか、Galaxy.clickというインクリメンタルゲームを専門としたゲーム投稿ウェブサイトが開設されるなどの動きがある。
近年ではスマートフォンの普及によりモバイルゲームとして発展するほか、Steamでも数多くのインクリメンタルゲームがリリースされている。アプリゲームとしてのインクリメンタルゲームの代表作として『Cell to Singurality』、『(the) Gnorp Apologue』、『Exponential Idle』、『Farmer Against Potatoes Idle』等が挙げられる。