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日本eスポーツ協会

日本のeスポーツ統括団体 From Wikipedia, the free encyclopedia

一般社団法人日本eスポーツ協会(にほんイースポーツきょうかい、: Japan Esports Union、略称: JESU)は、日本におけるeスポーツを統括する国内競技連盟一般社団法人である。国際eスポーツ連盟世界eスポーツ連盟アジアeスポーツ連盟に加盟している[2]。2025年8月より旧名称の日本eスポーツ連合から現名称に改称。

団体種類 一般社団法人
所在地 東京都中央区日本橋茅場町1-12-4 茅場町会館2F
北緯35度40分45.5秒 東経139度46分51.5秒
概要 団体種類, 設立 ...
一般社団法人日本eスポーツ協会
Japan Esports Union
団体種類 一般社団法人
設立 2018年1月22日
所在地 東京都中央区日本橋茅場町1-12-4 茅場町会館2F
北緯35度40分45.5秒 東経139度46分51.5秒
法人番号 9010005028011 ウィキデータを編集
起源 日本eスポーツ協会(JeSPA)
日本eスポーツ連盟(JeSF)
e-sports促進機構
主要人物 会長 早川英樹
活動地域 日本の旗 日本
主眼 eスポーツの振興を通して国民の競技力の向上及びスポーツ精神の普及 を目指し、これをもって国民の健康とともに、社会・経済の発展に寄与すること[1]
活動内容 eスポーツの統括
会員数 正会員50、賛助会員24
ウェブサイト https://jesu.or.jp/
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概要

JESUは2018年2月1日より活動を開始した団体。国内のeスポーツ振興と環境整備を進めるため、コンピュータエンターテインメント協会日本オンラインゲーム協会の協力のもと、日本eスポーツ協会(JeSPA)、日本eスポーツ連盟(JeSF)、e-sports促進機構の3団体を統合して設立された[3][4]

日本国内におけるeスポーツの普及を目的とし、eスポーツに関する調査やプロライセンスの発行・認定、eスポーツ選手の育成や支援、関係各所との連携、国際大会への選手派遣などを行っている。

2024年6月11日、2026年に愛知県で開催予定のアジア競技大会などの国際大会への出場を目的として、2027年3月までの期限付きで日本オリンピック委員会(JOC)に準加盟した[5][6]

日本国内におけるeスポーツ統括団体の立場を確立させるため、2025年8月1日付けで名称を日本eスポーツ協会に変更。また、これに伴う組織改編により、共同代表制が導入された[7]

沿革

組織

役員

2026年7月現在[17]

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役職 名前 肩書
会長
(共同代表理事)
早川英樹 コナミデジタルエンタテインメント代表取締役社長、コンピュータエンターテインメント協会理事
副会長
(共同代表理事)
越智政人 ガンホー・オンライン・エンターテイメント常勤監査役、日本オンラインゲーム協会共同代表理事
常務理事 井澤俊樹 日本eスポーツ協会事務局長
理事 宇田川南欧 バンダイナムコエンターテインメント代表取締役社長、コンピュータエンターテインメント協会理事
杉野行雄 セガ代表取締役副社長Co-COO、コンピュータエンターテインメント協会理事
鈴木文雄 CELLORB取締役会長
辻本春弘 カプコン代表取締役社長、コンピュータエンターテインメント協会会長
浜村弘一 KADOKAWAデジタルエンタテインメント担当シニアアドバイザー
平方彰 HSBC代表取締役
特別顧問 岡村秀樹 セガ顧問、アジアオリンピック評議会 eスポーツ・格闘技・マインドスポーツ委員会常任委員
渡邊守成 国際オリンピック委員会委員、国際体操連盟会長、日本オリンピック委員会理事、日本アーバンスポーツ支援協議会会長
戸張捷 日本ゴルフ協会顧問
太田雄貴 国際オリンピック委員会アスリート委員、国際フェンシング連盟理事、日本オリンピック委員会専務理事、日本アーバンスポーツ支援協議会副会長
大塚眞一郎 ワールドトライアスロン副会長、トライアスロンジャパン専務理事、日本オリンピック委員会国際委員会委員、日本ダンススポーツ連盟常務理事、日本スポーツツーリズム推進機構常任理事、日本ワールドゲームズ協会副会長
中村伊知哉 情報経営イノベーション専門職大学学長、CiP協議会理事長
山口香 筑波大学体育系教授、日本サッカー協会常務理事
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地方支部

地方支部は、各地域におけるeスポーツの普及振興を目指し、育成やeスポーツ大会の開催においてJESUとの連携を目的に設置される[18]。各都道府県1団体を支部として認定する。2025年6月20日現在の地方支部数は38団体[19]

ライセンス公認タイトル

当初コール オブ デューティ ワールドウォーIIレインボーシックス シージストリートファイターV アーケードエディション鉄拳7パズル&ドラゴンズモンスターストライクの6タイトルがプロライセンス発行予定タイトルとして発表され、今後順次増えていくことが発表された[3]

プロライセンスを獲得するためには、JeSU公認大会で優秀な成績を収める(過去の公認タイトルの大会で優秀な成績を収めた)だけでなく、JeSUの指定するプロゲーマーの定義への誓約、および指定された講習を受講する必要がある。

ライセンス発行には手数料がかかり、現在は5500円となっている。かつては「ジュニアライセンス」が発行されていたが、現在は公認プロライセンス規約から表記が消滅している[20]

また、eスポーツチームを対象とした「ジャパン・eスポーツ・チームライセンス」も制度化されているが、2026年4月8日現在、保有しているチームはない[21]

最新ライセンス公認タイトルは公式サイトにて公開されている。2026年6月15日現在の公認タイトルは以下のとおり。

日本eスポーツアワード

日本eスポーツアワードは、日本国内のeスポーツ界において功績を挙げた選手、関係者、団体を表彰する式典である[22]。2023年より毎年開催されている。

第1回(2024年1月25日)

2023年10月1日‐12月31日までWeb上のファン投票が行われ、eスポーツ業界関係者からなる審査委員会の協議を経て全16部門で表彰が行われた[23][22]
  • 年間最優秀eスポーツプレイヤー賞:あcola(Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞、最優秀格闘ゲームプレイヤー賞を含む3冠)[22][23]
  • 最優秀eスポーツチーム賞:ZETA DIVISION
  • 最優秀eスポーツクリエイター賞:k4sen
  • 最優秀MOBAプレイヤー賞:Evi
  • 最優秀シューティングゲームプレイヤー賞:Laz
  • 最優秀マインドゲームプレイヤー賞:あめみやたいよう
  • 最優秀スポーツゲームプレイヤー賞:うでぃ
  • 最優秀eモータースポーツゲームプレイヤー賞:宮園拓真
  • 最優秀ノンセクションゲームプレイヤー賞:Mugi
  • 最優秀ストリーマー賞:SHAKA
  • 最優秀eスポーツゲーム賞:ストリートファイター6
  • 最優秀eスポーツキャスター賞:岸大河
  • 最優秀eスポーツ大会賞:VALORANT MASTERS TOKYO
  • eスポーツ功労賞:豊田風佑(TOPANGA代表取締役)、松本祐輝(西村あさひ法律事務所弁護士)、Yossy(吉村尚志)(Negitaku)

日本eスポーツアワード2024

2025年1月15日、日本eスポーツ連合(JeSU)と横浜市は、パシフィコ横浜国立大ホールにて日本eスポーツアワード2024の授賞式を行った[24][25]

eスポーツプレイヤー部門

※()内は所属名等

  • 年間最優秀eスポーツプレイヤー賞:ときど(REJECT
  • MOBAプレイヤー賞:Evi(福岡ソフトバンクホークス ゲーミング)、TON・GG(FENNEL
  • シューティングゲームプレイヤー賞:ゆきお(RIDDLE)、Laz(ZETA DIVISION)、Meiy(DetonatioN FocusMe)、suzu(ZETA DIVISION)
  • 格闘ゲームプレイヤー賞:カワノ(Good & Squad)、ときど(REJECT)、ミーヤー(FENNEL)、double(ZETA DIVISION)
  • マインドゲームプレイヤー賞:たすく、title(ZETA DIVISION)
  • スポーツゲームプレイヤー賞:Mayageka(ゲキサカFC eスポーツ)
  • eモータースポーツゲームプレイヤー賞:岡田衛(SCARZ)、佐々木拓眞(SCARZ、グランツーリスモ ワールドシリーズ・ネイションズカップ日本代表)
  • ノンセクションゲームプレイヤー賞:AKa(REJECT)、alf(ZETA DIVISION)、KKM*(Taito Station Tradz)
  • Under18eスポーツプレイヤー賞:あcola(ZETA DIVISION)、ま・しお(FENNEL)、absol(MURASH GAMING)
  • ベストバウト賞:VALORANT Challengers Japan 2024 Split 2 RIDDEL vs. FENNEL、VALORANT Radiant Asia Invitational DetonatioN Focus Me vs. EDG、ストリートファイターリーグ Division S 第9節 Saishunkan Sol 熊本 ウメハラ vs. 忍ism Gaming ヤマグチ
  • 審査員特別賞:宮園拓真(SCARZ、グランツーリスモ ワールドシリーズ・ネイションズカップ日本代表)、Rangchu(VARREL)、ReijiOcO(REJECT)

ライブエンターテイメント部門

※()内は所属名

流行語大賞

eスポーツ界の流行語大賞は、ガイル村となった。ガイル村とは、格闘ゲーム『ストリートファイター』に登場するキャラクターであるガイルを使用するガイル使いのコミュニティのことである。ひぐち選手とドンピシャ選手の師弟関係を中心にガイル使いの輪が広がり、師弟杯などのストリートファイター6シーン全体の活性化に大きく貢献したことから選ばれた。

問題点

プロライセンス制度を巡る問題

ライセンス非所持者、ジュニアライセンス所持の中学生に対する賞金の扱い

2018年12月に開催されたカプコンカップ2018でももちが7位入賞、賞金50万円獲得の権利を得たがライセンス非所持を理由に賞金を10万円に減額[26]、東京ゲームショウ2019の場で開催されたCAPCOM ProTour 2019アジアプレミアはももちが優勝し賞金500万円の権利を獲得したが同様にライセンス非所持を理由に賞金を10万円に減額された。更に後者ではももちは配信の場で実際に贈呈されたのは減額された賞金10万円から、副賞のモニター代39800円を差し引いた60200円であったと発言。JeSU東京支部事務局長の溝口晃太郎はTwitterで「賞金減額の判断を下したのはカプコン」と弁明したがアカウントに鍵をかけた後当該ツイートを削除、その後鍵を開けて謝罪した[27]

TGS2019ではドラゴンブースト presents パズドラチャンピオンズカップ TOKYO GAME SHOW 2019で優勝したジュニアライセンスを所持する中学生に対して賞金が出ないという事態も起きたが、これは規約によって決められていた。

中学生に対して賞金が出ないと炎上している件についてJeSUの説明は年少者がeスポーツに取り組める社会環境が整備されていないことや高額賞金を提供することは社会的に広く受け入れられている訳ではないことなどを理由としている[28]

賞金問題に対する取材対応

ライセンス非所持者、ジュニアライセンス所持の中学生に対する賞金の扱いについてJeSUが批判されていたこともあり、ネットメディアの「ねとらぼ」は9月17日、事実確認のためJeSU広報に質問をメールで送付した。回答期日を提案したところ、JeSU側から時間がほしいとの返信が来たが、それきりで連絡がないのでねとらぼは、9月26日に回答はいつ貰えるのかとメールをした。翌27日に来週前半にはどうにかと連絡が来たが、その後翌々週まで連絡はなく、10月8日には回答していないことへの謝罪とうやむやにするつもりはないとの返信が来た。しかしまた連絡が途絶え、再び10月16日に回答を求めた。このようにJeSU側は回答延期を繰り返していた。11月8日にライセンス制度に関する説明文を作成中であるとの回答がきたが、ねとらぼの質問への回答は得られなかった[29]

消費者庁によるプロライセンス制度の推奨の否定

JeSUの浜村副会長はプロライセンス制度について消費者庁から賞金付き大会を開催する方法としてプロライセンス制度の提示があって決めたかのように説明をしていた[30]が、消費者庁はこれを否定した。消費者庁によるとJeSUからライセンス制度の提案を受け会話していく中で「わかりやすいかもしれないね」と言うような返答はしたかもしれないが、JeSUの言うように積極的に作れなどと推奨したことはないとしている[31]

日本国外との違い

JeSUは、いろいろなメーカーやCESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)関係者が会員にいるが、一般財団法人日本esports促進協会(JEF)の青木によると、世界中で人気を集めているeスポーツのゲームのディベロッパーが、eスポーツの国内競技連盟に加盟することは、日本国外ではまずないと指摘している[32]

脚注

外部リンク

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