- 種類:V型8気筒 DOHC 32バルブ CVTC(NEO-Di)
- 排気量:4,494cc
- 内径×行程:93.0mm×82.7mm
- 圧縮比:11.0
- 最高出力、最大トルク
- 206kW(280 PS)/6,000rpm、451Nm (46.0kg-m)/3,600 rpm (シーマ2WD車)
- 206kW(280 PS)/6,000rpm、402Nm (41.0kg-m)/3,600 rpm (シーマ4WD車)
「VK45DD」は、シリンダーブロックこそ旧型の4.1リットルV型8気筒ユニット(VH41DE)の発展形であるが、事実上まったくの新設計である。直噴システムは同社の2.0リットル直噴ユニットQR20DDと同じタイプ[3]を用いており、また、シリンダーヘッドの構造や給排気ポートの形状などをV6のVQシリーズとモジュール化して、開発や生産のコストを引き下げている。従来品より40%も軽いというチタン合金製給排気バルブや、軽量タイプのピストンなど、運動系の部品の軽量化を徹底したことと、摺動部のクリアランスを縮小したことで、高い静粛性と燃費の向上が図られたという。とくに静粛性については、旧型の4.1リットルV型8気筒に比較し50-70%も向上している。
VK45DE(フーガ450GT)
- 種類:V型8気筒 DOHC 32バルブ CVTC
- 排気量:4,494cc
- 内径×行程:93.0mm×82.7 mm
- 圧縮比:11.0
- 最高出力、最大トルク
- 206kW(280PS)/6,000rpm、451Nm (46.0kg-m)/3,600rpm (プレジデント、シーマ2WD車)
- 206kW(280PS)/6,000rpm、402Nm (41.0kg-m)/3,600rpm (シーマ4WD車)
- 245kW(333PS)/6,400rpm、451Nm (46.0kg-m)/4,000rpm (フーガ)
- 235kW(320PS)/6,000rpm、454Nm (46.4kg-m)/4,000rpm (FX45)
- 254kW(340PS)/6,400rpm、451Nm (46.0kg-m)/4,000rpm (2003年 - 2005年 M45)
モータースポーツでの使用例が目立つのが本型式の特徴で、2007年から2009年にかけて2008年にボア・ストローク量を見直した上でSUPER GTで使用されたほか、2011年からはル・マン24時間レースのLMP2クラス向けにニスモ・ザイテック経由でエンジン単体の供給を行う[1]。そして2011年ル・マン24時間レースのLMP2クラスでデビューイヤーながら1-2位を獲得、その後も多くのプライベーターチームに使用された[4]。またマザーシャシーのエンジンもこれと見られている。
VK50VE
- 種類:V型8気筒 DOHC 32バルブ VVEL
- 排気量:5,026 cc
- 内径×行程:95.5mm×87.7mm
- 圧縮比:10.9
- 最高出力、最大トルク
- 287kW(390PS)/6,500rpm、500Nm(51.0kg-m)/4,400rpm
2015年から2019年まで、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズなどに新設されたLMP3クラスにおいて、本エンジンがワンメイクエンジンとして採用されている[5]。LMP3用エンジンは出力が約420PSで、メンテナンスはオレカが担当する[6]。
VK56DE(インフィニティ・QX56)
- 種類:V型8気筒 DOHC 32バルブ CVTC
- 排気量:5,552cc
- 内径×行程:98.0mm×92.0mm
- 圧縮比:9.8
- 最高出力、最大トルク
- 235kW(320PS)/5,200rpm、522Nm(54.3kg-m)/3,400rpm(インフィニティ・QX)
- 227kW(305PS)/4,900rpm、514Nm(52.4kg-m)/3,600rpm(アルマーダ)
2020年より、従来のVK50VEに代わり本エンジンが、LMP3ワンメイクエンジンとして採用されている[7]。