旧平井家住宅
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| 旧平井家住宅店舗兼主屋 | |
|---|---|
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| 情報 | |
| 構造形式 | 木造2階建、瓦葺 |
| 建築面積 | 83 m² [1] |
| 竣工 | 明治中期 |
| 所在地 |
〒285-0023 千葉県佐倉市新町233-5 |
| 座標 | 北緯35度43分8.6秒 東経140度13分39.1秒 / 北緯35.719056度 東経140.227528度座標: 北緯35度43分8.6秒 東経140度13分39.1秒 / 北緯35.719056度 東経140.227528度 |
| 文化財 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定・登録等日 | 2016年8月1日 |
| 旧平井家住宅座敷棟 | |
|---|---|
| 情報 | |
| 構造形式 | 木造平屋建、瓦葺 |
| 建築面積 | 59 m² [2] |
| 竣工 | 1931年(昭和6年) |
| 所在地 |
〒285-0023 所在地千葉県佐倉市新町233-5 |
| 座標 | 北緯35度43分8.6秒 東経140度13分38.8秒 / 北緯35.719056度 東経140.227444度 |
| 文化財 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定・登録等日 | 2016年8月1日 |
| 旧平井家住宅脇蔵 | |
|---|---|
| 情報 | |
| 構造形式 | 土蔵造2階建、瓦葺 |
| 建築面積 | 24 m² [3] |
| 竣工 | 1917年(大正6年) |
| 所在地 |
〒285-0023 所在地千葉県佐倉市新町233-6 |
| 座標 | 北緯35度43分8.4秒 東経140度13分39.2秒 / 北緯35.719000度 東経140.227556度 |
| 文化財 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定・登録等日 | 2016年8月1日 |
旧平井家住宅(きゅうひらいけじゅうたく)は、千葉県佐倉市新町にある歴史的建造物。新町233-5(店舗兼主屋、座敷棟)および233-6(脇蔵)にまたがり、佐倉城址公園、武家屋敷そして新町通りを結ぶ角地に建っている。
平井家について
平井家は、家伝によれば佐倉城の城下町として新町が成立した元和年間から商人として居住していた。嘉永元年(1848年)の「佐倉新町絵図」には「儀兵衛 平井屋 槇炭商」、その北隣接地に「儀兵衛屋敷」とあり、約900 m2の敷地を所有していた[6]。江戸時代、佐倉藩の御用商人として薪や炭を扱っていた。1863年(文久8年)の藩の記録にその取り組みが記されている[7]。 1872年(明治5年)5月、平井家は新制度の郵便御用取扱人となり、佐倉郵便局の初期の役割を果たした[8]。当時の郵便取扱所は新町43番地にあり、現在の平井家とは別の場所であった[5]。 一時期、平井家は事情により休業したが、大正時代からは酒屋(平井酒舗)を経営し、新町の大手商家の勢いを取り戻した。 1958年(昭和33年)、当時の当主が高齢のため平井酒舗は閉店し、翌年より貸店舗としていた時期もあった。 平井家の商業活動は時代と共に変遷しながらも、地域に重要な役割を果たしてきたことがわかる[5]。
建築
旧平井家住宅は旧城下の町人地に位置し、歴史的な価値がある建物で、多くの特徴的な要素が見受けられる[5]。
この建物は、明治から昭和初期にかけての日本の伝統的な建築様式をよく反映しており、当時の技術や美意識が色濃く残っている[4]。
建物の歴史
- 1886年(明治19年): 大火によって焼失し、その後再建された。
- 1892年(明治25年): 店舗兼主屋は、木造2階建てであることが証文に記されている。
- 1917年(大正6年): 脇蔵の上棟が経文箱に記録されている。
- 1931年(昭和6年): 座敷棟の上棟が棟札に記録されている。
店舗兼主屋の間取り
座敷棟の間取り
「仏間(和室8畳)」、「おく(和室10畳)」、「納戸」が含まれている[9]。
床の間の壁には「ちりじゃくり」が施され、大工の技術の高さがうかがえる[9]。
関東猫間障子には面取りが施され、細部まで丁寧に整えられている[9]。
庭は南向きに造られており、「おく(和室10畳)」からの景色を意識して設計されている[9]。
石蔵
敷地の奥には2階建ての大谷石の石蔵があるが詳細は不明である[9]。
- 旧平井家住宅の脇蔵2階
- 旧平井家住宅の登録有形文化財認定プレート
- 旧平井家住宅の庭に面した廊下
- 旧平井家住宅にある大谷石の石蔵
- 平井家が営んでいた時の酒屋の看板
- 旧平井家住宅 おく「和室10畳」からの景色
- 旧平井家住宅 おく「和室10畳」
店舗兼主屋の改変
保存の経緯
2008年(平成20年)に遺族より佐倉市に寄贈された。その後、2016年(平成28年)8月に国の登録有形文化財に登録された。
現在、整備中のため内部は通常非公開で、佐倉の秋祭りや時代まつりなどのイベントの際に臨時公開が行われていた[5]。
トライアル・サウンディング
佐倉市では2023年度(令和5年度)、旧今井家住宅と旧平井家住宅について、市有施設の民間利用を促すために「トライアルサウンディング」を実施した。居酒屋、商品の販売、書店などに活用されている。2024年度(令和6年度)は旧平井家住宅のみが対象になっている[10]。
2026年、旧今井家住宅は和食店が開店し、旧平井家住宅は耐震工事が施され今後の貸し出しが予定されている[11]。