昌城官邸
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エピソード
金正日のおかかえ料理人であった日本人藤本健二によれば、昌城官邸もまた元山官邸同様、ジェットスキーを楽しむことができる別荘である[5]。1991年、藤本は金正日とジェットスキーでスピード競争をし、「本気で勝負しろ」といわれたので勝ってしまった[5]。しかし、金正日に「藤本の勝ちだな」と言われたとき、少し後悔したという[5]。金正日と勝負して彼に勝った者はそれまでいなかった[5][注釈 3]。当時は、北朝鮮で洪水が頻発しており、庶民は食糧難に苦しんでいた[5]。
1992年、センター棟と管理室の間のカーブで、金正日が落馬する事故が起こっている[3][6][注釈 4]。この道は、当時アスファルトの工事中でコールタールの上に砂利が敷いてあり、金正日の乗った馬がそれに足をすべらせてしまったことから生じた事故である[3][6]。金正日は顔と肩をたたきつけ、一時的に意識不明の重体となり、鎖骨を骨折した[3][6]。
金正日が最も好んだ魚はソガリ(コウライケツギョ)であり、人造湖でよく釣れるため、藤本健二は頻繁に高容姫や金正哲・金正恩らと専用船でのソガリ釣りを楽しんだ[7]。藤本の釣り竿に魚がかかると小学生だった金正恩が近づいてきて竿を持ち、そのまま引き上げ「僕が採ったんだよ!」と喜びの声をあげることがよくあった[7]。藤本は釣り上げたばかりのソガリを寿司にして金正日らにふるまったことがある[7]。