明光鎧
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概要
構造
胸の前と背中には「円護」と呼ばれる鉄製の大きな丸い保護カバーが装着されており[1]、その表面は錆による腐食を防ぐ目的で漆が塗られたうえで磨かれていた。そのため円護の表面は鏡面のようで、日光をよく反射して光ったといい、これが鎧の名の由来となったという[1]。
防腐処理の方法の違いによっては反射の無い物もあり、これは「黒光鎧(こくこうがい、こくこうよろい)」と呼ばれて区別される。腹部から腰部にかけては、細かい金属片を繋ぎ合わせて作り、柔軟性を持たせている。この胸背甲に、上腕を守る披膊、脚部を守る腿裙が付属する。唐代にはこれに、首筋を守る護項、肩を守る護肩が追加され、腹部も円形の鉄板で守るようになった。