中国の伝説では、宮殿があり、そこには不老不死の薬を飲んだあと月へと逃げかくれた嫦娥(じょうが)が住んでいるとされる。また巨大な桂の木が生えているともされ、そこでは罰として月宮殿へ流された呉剛(ごこう)という人物が永遠にその木(月桂、げっけい)を伐っているとされている[1]。月桂は沙悟浄の持つ得物「降妖宝杖」の素材でもある。
仏教では、月宮殿の対として日宮殿(太陽)が存在しており、須弥山を中心とした世界観に登場している。日宮殿は縦横の広さが51由旬、月宮殿は49由旬あるとされる[2]。
日本の物語作品である『竹取物語』では、かぐや姫の帰る先として「月の都」が登場する。