月山志津温泉
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- ナトリウム-塩化物泉[1]
地理
歴史
志津地区は元々、日本海に面する庄内地方と村山地方(山形県内陸部)を結ぶ六十里越街道(後の国道112号)が通り、出羽三山と往来する行者や参詣者に使われた[4]。江戸時代初期の1611年(慶長16年)に山形藩主の最上義光が、追い剥ぎから旅人を守るため口留番所を設け、宿坊が並ぶ宿場町となった[4]。
出羽三山詣でが盛んな時代は、冬季の交通が未整備なこともあり、7月の山開きまでは人が来ることはなかった[6]。その後は道路が整備され、春から秋までは、月山の自然や月山スキー場の夏スキーなどを楽しむ多くの客が訪れるようになったが、月山スキー場のオープンは4月であるため冬季の旅館は開店休業状態となっていたという[6]。転機となったのは、1989年(平成元年)の温泉湧出であり、これによって通年で利用客が来るようになった[6]。
雪旅籠の灯り
温泉街に衣替えしても冬場の集客は低調だったが、豪雪の調査に訪れた東北芸術工科大学教授の松本年史と話すうち、月山志津温泉旅館組合が、大量の雪を使って、江戸時代の旅籠を立体的に再現し、夜間はライトアップすることを発案[4]。残されていた昭和期の古写真などを参考に、2006年(平成18年)に始めたのが「雪旅籠の灯り」である[6]。見物だけでなく、ワインなどが味わえるアイスバー開設やオカリナの演奏会なども開かれる[4]。雪を積み上げる一般的な雪まつりと異なり、自然に積もった雪を雪を掘り込んで作るのが特徴[7]。
