有理関数
二つの多項式をそれぞれ分子と分母に持つ分数として書ける関数
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定義
例
性質
有理関数の和・差・積は再び有理関数であり、零関数でない有理関数による商もまた有理関数である。したがって、有理関数全体は四則演算について閉じている。これは抽象代数学では、多項式環の商体をなすという事実として述べられる。[9]
分子と分母に共通因子がある場合、約分後には同じ値を与えるより簡単な表示が得られる。ただし、関数としての定義域を厳密に区別する立場では、もとの表示で分母が 0 になる点は依然として注意を要する。たとえば
は では 1 に等しいが、 では定義されない。[10]
実関数としての有理関数は、分母の零点に対応して漸近線や定義不能点をもつことが多い。また、分子・分母の次数の比較により、無限遠での振る舞いを調べることができる。[11]