望月慎太郎
日本のプロテニス選手、俳優
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望月 慎太郎(もちづき しんたろう、2003年6月2日 - )は、日本の神奈川県川崎市出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス92位。身長176cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
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2023年ウィンブルドン選手権での望月慎太郎 | ||||
| 基本情報 | ||||
| 国籍 |
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| 出身地 | 同・神奈川県川崎市 | |||
| 生年月日 | 2003年6月2日(23歳) | |||
| 身長 | 176 cm | |||
| 体重 | 70 kg | |||
| 利き手 | 右 | |||
| バックハンド | 両手打ち | |||
| デビュー年 | 2021年 | |||
| 生涯獲得賞金 | 1,625,147 アメリカ合衆国ドル | |||
| ツアー経歴・シングルス | ||||
| 自己最高ランキング | 92位(2025年11月10日) | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪オープン | 1回戦(2024・26) | |||
| 全仏オープン | 1回戦(2024) | |||
| ウィンブルドン | 4回戦(2026) | |||
| 全米オープン | 2回戦(2025) | |||
| ツアー経歴・ダブルス | ||||
| 自己最高ランキング | 371位(2021年10月18日) | |||
| 国別対抗戦最高成績 | ||||
| デビス杯 | 予選2回戦(2025) | |||
| 2026年7月6日現在 | ||||
2019年ウィンブルドン選手権ジュニア男子シングルスで優勝。
選手経歴
ジュニア時代
2003年6月2日、神奈川県川崎市に生まれる。「慎太郎」という名は、父が小説家及び政治家だった石原慎太郎に肖って命名した。
3歳でテニスを始め、川崎市立向小学校5年のときに第31回第一生命全国小学生テニス選手権大会に出場して準決勝まで進出している[1]。
12歳の時に盛田テニスファンドの選抜試験に合格し、アメリカ合衆国フロリダ州のニック・ボロテリー・テニスアカデミーにて修行するために渡米した。
2019年 ジュニアグランドスラム初優勝 ジュニア世界1位
6月、2019年全仏オープンジュニア男子シングルスに出場し[2][3]、準々決勝でフラビオ・コボッリを6-1, 6-2のストレートで破り、ベスト4進出を果たした[4]。準決勝ではトビー・アレックス・コダットに3-6, 4-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった[5]。
7月、2019年ウィンブルドン選手権ジュニア男子シングルスでは第8シードから勝ち上がり、決勝に進出[6][7]。No.1コートで開催された決勝戦ではカルロス・ヒメノ・ヴァレロに6-3, 6-2のストレートで勝利。日本人男子選手として初めてのジュニア部門シングルスでの優勝を果たした[8][9][10]。これにより、日本人男子選手として初めてジュニア世界ランキング1位となった[11]。
8月、カンクンで行われたITF男子サーキットM15の大会で、ティアゴ・アグスティン・ティランテとペアを組み、ダブルスで初めてプロレベルの大会で優勝を果たした。
9月、ジュニアデビスカップ決勝大会では単複11試合に出場し、全勝を達成。日本代表 (望月、磯村志、末岡大和) を9年ぶり2度目の優勝に導く活躍を見せている。年間最終ランキングは1031位。
2020年 チャレンジャーダブルス準優勝
2月のクエルナバカ・チャレンジャーでATPチャレンジャーツアー初出場。シングルスは初戦で敗れたが、ダブルスはカルロス・ゴメス=エレーラとペアを組み準優勝を果たした[12]。3月のモンテレイ・チャレンジャーでシングルス初勝利を挙げ、初戦突破を果たした[13]。今季のウィンブルドン選手権が開催されないことについて「今年もプレーしたかった。でも今回のことは仕方ない」と語った[14]。年間最終ランキングは637位。
2021年 マスターズ本戦初出場
2月のシンガポール・テニス・オープンでATPツアー初出場を果たしたものの、初戦で予選通過者のアルトゥグ・チェリクビレクに0-6、4-6のストレートで敗れた。3月にはマイアミ・オープンの予選を通過し、ATPマスターズ1000本戦初出場を果たす。1回戦ではタナシ・コッキナキスに3-6、3-6のストレートで敗れた[15]。ウィンブルドン選手権では予選1回戦でユーゴ・ガストンに1-6, 6-2, 6-4の逆転で破るも[16]、予選2回戦ではタロン・フリークスポールに0-6, 1-6のストレートで圧倒された。BNPパリバ・オープンでは予選1回戦でレンツォ・オリーボに3-6, 2-6のストレートで敗れた。年間最終ランキングは387位。
2023年 チャレンジャー初優勝

2月、2023年テネリフェ・チャレンジャーIIではクリスチャン・ハリソンとペアを組み、決勝でマッテオ・ジガンテ/フランチェスコ・パッサーロ組に6-4, 6-3のストレートで破り、チャレンジャーダブルス初優勝。これが単複通じてATPチャレンジャーツアー初優勝である[17]。
4月、バルレッタ・チャレンジャーでは決勝でサンティアゴ・ロドリゲス・タベルナを6-1, 6-4のストレートで下し、シングルスでのチャレンジャー初優勝を果たした[18][19]。
7月、ウィンブルドン選手権では予選第16シードのジョンボル・ピロシュを6-3, 6-4, 6-1のストレートで破り、グランドスラム初の本戦出場を果たした[20]。本戦1回戦では第16シードのトミー・ポール (テニス選手) に5-7, 3-6, 1-6のストレートで敗れ、四大大会初の本戦は初戦敗退となった[21]。

10月、ワイルドカードによりジャパン・オープン・テニス選手権に本戦出場。1回戦でトマス・マルティン・エチェベリーを6-4, 7-6(5)のストレートで破り、ATPツアー初勝利を挙げると[22]、2回戦では第1シードかつ世界ランキング10位のテイラー・フリッツに0–6, 6–4, 7–6(2)で勝利し、トップ10から初勝利を果たす大金星を挙げた。準々決勝でもアレクセイ・ポピリンを7-5, 2-6, 7-5で勝利し、 錦織圭以来となるベスト4入りを果たした[23]。試合後の会見では「こういう試合を1年を通してやり切れる選手がトップだと思う」とコメントした[24][25]。準決勝でアスラン・カラツェフに3-6, 4-6のストレートで敗れ、ツアー大会初の決勝進出とはならなかった[26]。年間最終ランキングは137位。
2024年 グランドスラム本戦出場
香港オープンでは本戦出場。本戦1回戦ではボーティック・ファン・デ・ザンスフルプに5-7, 1-6のストレートで初戦敗退。全豪オープンでは予選3回戦でアレクサンダル・コバチェビッチに6-1, 2-6, 2-6で予選敗退するも[27]、ラッキールーザーとして本戦初出場となった[28]。本戦1回戦ではトマーシュ・マハーチに5-7, 1-6, 5-7のストレートで初戦敗退となった[29]。
BNPパリバ・オープンでは予選1回戦で元世界ランキング8位のディエゴ・シュワルツマンに6-4, 6-3のストレートで破り[30]、さらに予選2回戦のベンジャミン・ハッサンを6-4, 7-6(4)のストレートで下して、大会初の本戦出場を果たす。本戦1回戦ではアレクサンダル・ブキッチに6-7(4), 6-7(6)のストレートで初戦敗退となった。マイアミ・オープンでは予選1回戦で元世界ランキング7位のダビド・ゴファンに6-7(4), 2-6のストレートで敗れ、予選1回戦敗退。
全仏オープンでは予選3試合を突破して、ローラン・ギャロス本戦初出場を果たす[31]。 本戦1回戦では第8シードのホベルト・ホルカシュに6-4, 3-6, 6-3, 0-6, 3-6の2時間58分の熱戦の末、フルセットで敗れ、四大大会初白星とはならずに初戦敗退となった[32]。
ウィンブルドン選手権では予選1回戦でユーゴ・ガストンに6-7(5), 4-6のストレートで敗れ、2年連続の本戦入りを逃した[33]。全米オープンでは予選決勝でラドゥ・アルボットに4-6, 7-5, 3-6の熱戦の末に敗れ、予選敗退となった[34]。ワイルドカードにより、木下グループジャパンオープンテニスに出場するも、初戦でウゴ・アンベールに1-6, 2-6のストレートで敗れ、上位陣を破る番狂わせを起こした昨年の再現とはならなかった[35]。今季はATPツアー本戦レベルで1勝もできず、初戦敗退や予選敗退が目立ち、全豪オープンと全仏オープンで初の本戦出場、11月末の四日市チャレンジャーでベスト4入りした以外に満足のいく戦績が残せなかった。年間最終ランキングは235位。
2025年 トップ100入り
1月、開幕戦となるニューカレドニア国際では決勝で世界ランキング517位のモエラニ・ブジゲに6-1, 6-3のストレートで快勝し、約1年9ヵ月ぶりのチャレンジャー2勝目を挙げた[36]。全豪オープンでは予選1回戦で世界ランキング197位のアリベック・カチマゾフに3-6, 6-7(1)のストレートで敗れて予選敗退となった[37]。
6月、全仏オープンでは予選第2シードのアレクサンダー・シェフチェンコを7-6 (2), 2-6, 4-6の激闘の末に逆転で敗れ、予選敗退となった[38]。
7月、レクサス・ノッティンガム・オープンでは世界ランキング146位のコルトン・スミスに6-2, 6-2のストレートで完勝し決勝進出を果たすとともに、自身3度目のチャレンジャー大会制覇に王手をかけた。決勝ではマリン・チリッチに2-6, 3-6のストレートで敗れ準優勝となった[39]。ウィンブルドン選手権では本戦に出場するのは2023年以来となる2年ぶり2度目。予選から勝ち上がり、同じく予選勝者のジュリオ・ゼッピエリを2-6, 3-6, 6-3, 7-6(6), 7-5の大逆転で破り、四大大会で初白星を挙げるとともに初戦突破を果たした[40]。第17シードのカレン・ハチャノフに6-1, 6-7(7), 6-4, 3-6, 4-6のフルセットの死闘の末に惜しくも敗れ2回戦敗退となり、四大大会初の3回戦進出とはならなかった[41]。
8月、全米オープンではダニエル・ガランを6-4, 6-4のストレートで下し、初の本戦入りを果たすとともに、四大大会で2大会連続となる予選突破を決めた[42]。1回戦では予選勝者で世界ランキング125位のユーゴ・ガストンを6-4, 6-3, 6-4のストレートで下して同大会初白星を挙げるとともに、四大大会で2大会連続となる初戦突破を果たした[43][44]。2回戦では第8シードのアレックス・デミノーに2-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れ、2回戦敗退となり、四大大会初の3回戦進出とはならなかった[45]。大会後には世界ランキング104位を更新した。
10月、2025年アスタナ・オープンでは世界ランキング58位のアルトゥール・カゾーを6-4, 6-4のストレートで下し、初の初戦突破を果たした[46]。2回戦ではルチアーノ・ダルデリを6-3, 6-3のストレートで破り、ツアーで約2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。この勝利で大会後に更新される世界ランキングで初めてトップ100入りすることが決まった[47]。準々決勝ではアレックス・ミケルセンに3-6, 6-3, 2-6ので敗れて準々決勝敗退となり、惜しくもベスト4進出を逃したものの[48]、大会後には世界ランキング93位に浮上し、自身初のトップ100入りを果たした[49]。
11月、来年1月2日に開幕するテニスの国別対抗戦ユナイテッドカップに日本代表として出場することが発表された[50]。同月30日には自身のSNSを更新し「プロになってから毎日がプレッシャーでした」とプロ生活のプレッシャーや心境の変化について率直に語った[51]。年間最終ランキングは99位。
2026年 グランドスラム4回戦進出
1月、国別対抗戦ユナイテッドカップに日本代表として初出場することが決まり、大坂なおみとミックスダブルスを組むことになった場合「緊張します」と語った[52]。ギリシャ戦ではステファノス・チチパスとの対戦となり、3-6, 4-6のストレートで敗れ、日本は完敗[53][54]。イギリス戦でも敗れ、日本はラウンドロビン敗退となった[55]。1月5日付けの世界ランキングで順位を11落としたランキングが110位に後退。これによりトップ100に日本人男子選手は不在となった[56]。全豪オープンには2年ぶり2度目の本戦出場となり、1回戦では第31シードのチチパスと再戦するも、6-4, 3-6, 2-6, 2-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった[57]。続く2026年マナーナ・チャレンジャーではステファノ・トラヴァーリャに3-6, 6-7(1)のストレートで敗れ、初戦敗退。今シーズン公式戦はツアー予選も含めて0勝5敗となった[58]。
2月、2026年デビスカップ予選1回戦では日本代表として選抜され、シングルス第2試合ではオーストリア代表の世界ランキング170位のユーリ・ロディオノフに4-6, 5-7のストレートで敗れ、日本は1勝1敗で初日を終えた[59]。迎えた第4試合では世界ランキング223位のルーカス・ノイマイヤーに3-6, 3-6のストレートで敗れ、日本は2勝2敗となり、今大会2敗[60]。試合後の会見で沈痛な面持ちで「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語った[61]。結果として、2勝3敗となり、予選1回戦敗退となった。会見では添田豪監督は「両国の選手には世界ランキングで大きな差はなかったが、監督の采配に明確な違いがあった」と話した[62]。カタール・エクソンモービル・オープンではロベルト・カルバリェス・バエナに予選決勝で0-6, 3-6のストレートで敗れ、予選敗退となった[63]。しかし、ラッキールーザーとして本戦出場が決まった[64]。本戦1回戦ではカレン・ハチャノフに1-6, 6-3, 4-6のフルセットの熱戦の末に惜しくも敗れ、初戦敗退となった[65]。
3月、BNPパリバ・オープン予選1回戦では予選第16シードとして出場。世界ランキング185位のフェデリコ・アグスティン・ゴメスを6-4, 4-6, 6-3の激闘の末に下し、2年ぶり2度目の予選決勝進出を果たすとともに、本戦入りに王手をかけた[66]。予選第9シードのバンジャマン・ボンジに4-6, 7-5, 3-6の熱戦の末に敗れ、予選敗退となり、本戦進出とはならなかった[67]。2026年ドミニカ共和国・オープンでは1回戦で予選勝者のニコラス・メヒアを6-2, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに、今季チャレンジャー大会で初の本戦白星を挙げた[68]。しかし、マリアーノ・ナヴォーネに4-6, 5-7のストレートで敗れ、2回戦敗退となった[69]。マイアミ・オープン予選1回戦ではジェイ・クラークに4-6, 6-3, 1-6の接戦で屈し、予選敗退となった[70]。2026年モレリア・オープンでは1回戦でキーガン・スミスを3-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした[71]。2回戦ではフアン・パブロ・フィコビッチに7-6(3), 4-6, 1-6の逆転で敗れ、チャレンジャー大会で今季初のベスト8進出とはならなかった[72]。
4月6日、自身のSNSを更新し「身体の不調が少し続いているので、もともと出る予定だった大会をやめて治療しています」と明かした[73]。
5月、BNLイタリア国際ではジェイコブ・ファーンリーに3-6, 1-6のストレートで敗れ、予選敗退となり、復帰戦は黒星となった[74]。2026年ザグレブ・オープンではルーカス・ノイマイアーに2-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった[75]。全仏オープンでは予選第19シードとして出場するも、レミー・ベルトラに6-2, 3-6, 0-6の逆転で敗れ、予選2回戦進出とはならなかった[76]。これにより、日本勢は6名が出場したものの全選手が敗退し、四大大会で64大会ぶりに本戦出場を逃した[77]。
6月、レクサス・ノッティンガム・チャレンジャーではマイケル・チェンを7-6(2), 3-6, 7-6(5)の熱戦の末に破り初戦を突破し、今季の芝コート初勝利を挙げるとともに、約3ヵ月ぶりの白星を手にした[78]。2回戦ではマッケンジー・マクドナルドを7-6(3), 7-5のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした[79]。ウィンブルドン選手権では予選を突破して、2年連続本戦出場となった[80][81]。本戦1回戦では同じく予選勝者のマックス・ベイシングと対決して[82][83]、6-3, 6-0, 6-0のストレートで圧勝し、2年連続2度目の初戦突破を果たした[84][85]。2回戦ではイーサン・クイーンを6-2, 7-6(6), 7-5のストレートで破り、四大大会で初の3回戦進出を果たした[86][87]。
7月、続く3回戦では第23シードのラファエル・ホダルを1-6, 7-6(5), 6-4, 6-4の逆転で破り、同大会ではオープン化以降で日本勢3人目となるベスト16進出を果たした[88][89]。4回戦では第1シードのヤニック・シナーと対決し[90]、3-6, 6-7(0), 3-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった[91][92][93]。
人物
プレースタイル
2024年1月11日、西岡良仁が自身のYouTubeチャンネルで望月慎太郎のことを上記の内容を含めて紹介したことがある[101]。
ATPツアーのインタビューにおいて、2025年6月14日時点で世界ランキング1位カルロス・アルカラスにジュニア時代(2017年)に勝利していたことに加えて「彼はものすごい努力をしている。彼は本当にいい人。尊敬している」とアルカラスについて語った[102]。
2026年ウィンブルドン選手権で対戦する世界ランキング1位のヤニック・シナーが「とても良い選手で、芝では特に強いと思う。非常に低く弾むボールが大きな武器になっている。とてもアグレッシブな選手。非常に危険な相手」と言及し、警戒感をにじませた[103]。試合後の会見で勝利したシナーは望月の「バックハンド」と「ネットプレーの技術」を高く評価した[104]。3回戦で望月に敗れたラファエル・ホダルも望月のテニスを高く評価した[105]。
2026年2月27日時点で、望月のプレースタイルを今のATPツアーに当てはめて分析すると、相手のボールにタイミングを合わせ、鋭いフラット系のストロークを繰り出し、隙があればネットに詰めポイントを奪うアグレッシブなスタイルを得意としている。このプレースタイルとともに年々力をつけ、ツアー下部のATPチャレンジャーツアーでは2024年に10勝12敗だった成績を、2025年には1度の優勝と2度の準優勝を含む29勝18敗まで向上させたが、これがツアーレベルになると、2026年2月時点で通算戦績は7勝31敗。このうち3勝は2023年木下グループジャパンオープンテニス、グランドスラム2大会で挙げた1勝ずつ、2025年アスタナ・オープンで挙げた2勝となっており、その他はすべて初戦敗退となっている。つまり、ツアーレベルではプレーが噛み合い好成績を残した大会以外は敗れているのが現状であるため、不調ではなく、ツアーレベルの試合が多くなっているため敗戦が多くなっているという見方もある。そこで、勝つためには、サービスの強化が急務である。ファーストサービスのイン率が50パーセント。これはツアーで4試合以上を行った103人の選手の中で最下位である。ファーストサービス時のポイント獲得率は65パーセントで103人中93位。セカンドサービス時のポイント獲得率は46パーセントで95位。コンスタントにツアーで活躍する選手たちのファーストサービス時のポイント獲得率は70パーセント、セカンドサービス時のポイント獲得率は50パーセント前後である。さらにダブルフォルトも多いのも敗戦の要因である。また、ストローク戦で攻撃に転じようとサイドライン際に狙ったボールのわずかなアウトやネットミスが目立つ。チャレンジャー大会ではこれが決まり、その後のネットプレーへとスムーズに移行できることがツアー大会よりも多いことから、ツアーレベルの選手たちの球威に対し、わずかなズレが起きていると言える。なので、現状のままだと相手との噛み合わせでトップ選手を倒し、上位に進出する可能性はあるが、安定した結果を残して世界ランキング50位、さらにその上の世界の常連選手となることは難しいという厳しい見解が話題となっている[106]。
成績
シングルス
グランドスラム大会
大会最高成績
ジュニアグランドスラム決勝
シングルス:1戦1勝
| 結果 | 年 | 大会 | サーフェス | 相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 2019 | ウィンブルドン | グラス | 6–3, 6–2 |