東風・EQ2050

From Wikipedia, the free encyclopedia

東風・EQ2050「猛士」(とうふう EQ2050、英語: Dongfeng EQ2050簡体字东风 EQ2050 猛士)は、中華人民共和国東風汽車集団が開発した軍用多用途軽車両の第一世代モデル。アメリカ合衆国ハンヴィーの民生品であるハマー・H1を基に開発された。

製造業者 東風汽車集団
製造期間 2007年 - 現在
重量 3,250kg
全長 4.97m
概要 開発史, 製造業者 ...
東風・EQ2050「猛士」
Eastwind_EQ2050_-_5
中国人民革命軍事博物館に展示されているEQ2050「猛士」
開発史
製造業者 東風汽車集団
製造期間 2007年 - 現在
諸元
重量 3,250kg
全長 4.97m
全幅 2.134m
全高 1.916m
要員数 1名

主兵装 CS/LM5 12.7mm機関銃
40mm自動擲弾銃
PF-89対戦車擲弾
エンジン GM 6.5L 水冷V型8気筒ディーゼル
搭載容量 兵員4名
変速機 4速自動変速機
地上高 406mm
速度 135km
テンプレートを表示
閉じる

概要

[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13]

EQ2050は東風汽車集団によって開発された軍用多用途軽車両であり、装甲を備えた派生型や迫撃砲を備えた派生型など、多くのバリエーションが存在する。 改良型として第二世代モデルと第三世代モデルが存在する。

武装は第三世代モデルまで含めればCS/LM5 3銃身12.7mm機関銃や40mm自動擲弾銃、PF-89対戦車擲弾発射器RWSなど様々な武装を搭載可能となっている。派生型であるPCP001車載自動迫撃砲は99式82mm迫撃砲(W99)を、PCL171車載榴弾砲は122mm榴弾砲を装備しており、火砲による直接射撃も可能となっている。

また、EQ2050はY-20Y-8による空輸やS-70C-2Z-8による機外吊り下げ輸送に対応しており、優秀な機動性を持つ。

概要 各種表記, 繁体字: ...
東風・EQ2050
各種表記
繁体字 东风 EQ2050 猛士
簡体字 東風EQ2050
拼音 东风EQ2050
ラテン字 Dongfeng EQ2050
発音: トウフウイーキューニセンゴジュウ
広東語発音: 東風 EQ2050
ウイグル語 دوڭفېڭ EQ2050
チベット語 ཏུང་ཧྥེང་EQ2050
モンゴル語 Dongfeng EQ2050
日本語読み: とうふう EQ2050
韓国語 동풍 EQ2050
ベトナム語 Đông Phong EQ2050
英文 Dongfeng EQ2050
テンプレートを表示
閉じる

開発

AMゼネラルは1988年に行われた北京国際防務展でハンヴィーを出展した。だが、導入にかかるコストや運用におけるコストの高さなどで、ハンヴィーに対しての導入の関心は示さなかった。

その後、1991年に発生した湾岸戦争によってハンヴィーが大量に投入されたことが、ハンヴィーの導入への関心を高めることとなった。だが、当時の米中関係は1989年に発生した第二次天安門事件によって悪化しており、武器禁輸措置によってハンヴィーの導入は不可能な状態であった。そこで、中国はハンヴィーの民生品であるハマーを構入し、分析を行なった。

21世紀となると東風汽車集団瀋陽飛機工業集団の2社が汎用4輪駆動車の開発を開始した。設計案は輸入したハマーのシャーシなどを基にしており、影響を強く受けた案となった。

最終的に東風汽車集団の提案した設計案が採用となり、2003年後半から初期の生産が始まり軍事と民間の両方で販売される事が決定した。

派生型

EQ2050
2ドアソフトトップ型
EQ2050A
4ドアソフトトップ型
EQ2050B
4ドアハードトップ型
EQ2050C
2ドアオフロードピックアップトラック型
EQ2050D
ピックアップトラック型
EQ2050E
4ドアノントップ型
EQ2050M
オフロード民間型
EQ2050M3D
輸出型
EQ2058
装甲型、赤外線探知を防ぐ為ドアとボンネットが非複合材料で構成されている。
CS/VA1 ライトストライクビークル
機関銃または自動擲弾銃を装備可能なモデル。ノリンコ社が生産している。
CTJ-002アサルトビークル
機関銃が車体上部に設置されているモデル。
CSK-002空挺車両
発煙弾発射機に上部と助手席の2箇所に機関銃が設置されているモデル
PCP001
99式82mm迫撃砲(W99)を搭載したモデル。
CS/SS4
PCP001の輸出仕様モデル。
レーザー搭載型(形式不明)
2014年に珠海航空ショーで中国工学物理学アカデミーによって展示された出力10kwの光ファイバーレーザーである「Low-Level Guard-1」を搭載したモデル。

運用国

ダークブルーで塗られた箇所がハンヴィーの運用国、ライトブルーで塗られた箇所が東風EQ2050の運用国

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI