松ノ井覚治
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1918年(大正7年)に早稲田大学理工学部建築学科を卒業すると、1919年(大正8年)にアメリカ合衆国に渡ってコロンビア大学に入学し、3年間建築設計を学んだ。この間、ニューヨークのトロウブリッジ・アンド・リビングストン建築設計事務所、アンドリュー・ジェ・トマス建築設計事務所、エ・エフ・ギルバード建築設計事務所で設計実務に従事している。1923年(大正12年)からはニューヨークのアーキテクツビル内にあるモレス・スミス建築設計事務所に勤務した。
1932年(昭和7年)に日本に帰国すると、ヴォーリズ建築事務所東京支店長に就任し、佐藤新興生活館(現・山の上ホテル)、亀井邸(現・数江家住宅)、マッケンジー邸などを担当した。この他に、東京器機株式会社柏工場(千葉県柏市)、ノースウエスト航空会社20戸集合住宅(東京都渋谷区鶯谷)、自邸、住宅、各種施設等の設計に携わった。
1950年(昭和25年)、個人経営の松ノ井建築設計事務所を開設して独立した。1961年(昭和36年)には個人経営を改め、株式会社一級建築士松ノ井建築設計事務所を設立した。
1997年(平成9年)12月12日、旧マッケンジー邸が登録有形文化財に登録された。2020年(令和2年)8月17日、アメリカン・スパニッシュ様式の数江家住宅が登録有形文化財に登録された。