松本久史
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人物
- 「国学」について、「後世の文献や外国の思想に依拠せず日本古典の文献実証を行うことを通じて日本の古代文化を解明しようとする学問」と定義した上で、国学は幕藩体制と密接な結びつきをもって展開していったことを指摘し、国学を倒幕論や尊皇攘夷思想と同一視することを短絡的な理解と指摘した[6]。また、国学を国家主義イデオロギーの泉源とする見方に対しても、昭和戦前・戦中期のイデオロギー書に国学者の著述や思想が援用されたことによる一面的な理解であると指摘した[6]。さらに、国学には医学や農学、天文学などの自然科学的分野も含まれていたとして、国学を「総合的な人文学」と規定することも正確ではない理解と指摘している[6]。