林家しん平
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人物
東京の定席を中心に寄席で活動する。新作落語、古典落語ともに扱う。
三題噺を得意としており、先輩落語家の初代三遊亭圓丈から「しん平くんは三題噺の天才」と賞賛されるほどである。
1970年代後半、時事ネタを漫談風に披露する芸風で人気を得た。有名な持ちネタの1つは「星飛雄馬(漫画・アニメ『巨人の星』の主人公)がボールを投げると目から炎が出るが、江川卓がボールを投げると鼻から血が出る」というもの(数々の騒動の末に読売ジャイアンツ入りした江川が、初登板の際に鼻血を出したことを揶揄)。その一方、同時期に型破りな新作落語を創作しており、持ちネタの1つに皮ジャンを着ながらの『エイリアン』がある。
二ツ目昇進後、ご祝儀仕事で1か月ほど忙しかったが、急に仕事が無くなり40日くらい友人がサーフィンをしに新島へ行くのに便乗して逃げ出した。帰ってから寄席の仕事が1つ入っており、ヤケでリーゼント、サングラス姿で高座を行う[4]。この姿を見た林家彦六は内心呆れながらも「いいものを見させて貰った。」と言ったという。
1981年の映画『セーラー服と機関銃』に、主演・薬師丸ひろ子の子分役で出演。元暴走族という設定で、劇中では薬師丸をバイクの後ろに乗せ、新宿の街を走るシーンがある。
1985年に桂木文と結婚するが、短期間で離婚。高見恭子と浮名を流したこともある。
プロレスマニアとして知られる。1998年にはプロレスショップ『SHINPEI SPORTS』を開業し、プロレスのマスクなどのデザイナーとして活動している。また、特撮マニアでもあるとともに怪獣グッズ[1]や落語の書籍収集家でもある。
怪獣については、幼少期にゴジラシリーズを見てはいたがマニアというほど熱中していたわけではなく、林家に入門してから寄せの帰りに立ち寄った玩具店で見かけたゴジラの玩具が欲しくなり、兄弟子に借金をして買ったのが始まりであったという[1]。怪獣映画については、初期の人類と怪獣との戦いを描いたものを好んでおり、怪獣も人間のことを考えずに暴れるものが良いと述べていた[1]。2003年には平成ガメラ三部作に感動し、大映の許可を得て独自の続編『ガメラ4 真実』を制作した。
近年は映画監督や脚本家として活動する一面もあり、希代の落語家として名を馳せている。寄席でトリを取る時には、ウルトラマン・ガイコツ・狛犬などさまざまなキャラクターに扮してのかっぽれを弟子のあんこと披露することもある[5]。
2011年、自らの落語家経験を元に原作・脚本・監督を務めた映画『落語物語』が公開され(主演:柳家わさび)、同名で書籍化された小説『落語物語』が角川書店より出版された。その後、2022年に落語映画第二弾として『二つ目物語』(主演:柳家㐂三郎・柳家さん光・柳家市弥(芸名はいずれも当時)/オムニバス)が制作されている。
芸歴
映画監督作品
主な出演
映画
テレビ
- 土曜ワイド劇場 おかしな刑事 第4作(2007年8月11日、テレビ朝日系)- 楽々亭快笑 役
- オールスターキャノンボール大会(1991年、TBSテレビ)
- 衝撃ゴウライガン!! 第1話(2013年10月4日、テレビ東京)
- ミルッきゃナイDay(1985年10月-1986年3月、フジテレビ)- 司会
- 昭和元禄落語心中(2016年1月 - 、MBS他)- 猫助師匠 役[6](落語監修も担当)
ラジオ
著書
- 落語物語 -(角川書店、2011年2月) ISBN 978-4-04-874176-7
- えくぼのかよちゃん - 海老名香葉子(文)、林家しん平(絵)(金の星社、2020年4月) ISBN 978-4-32-307460-3
落語監修作品
- じょしらく(テレビアニメ、2012年) - この作品がきっかけとなり、2012年8月には同作品のエンディングテーマを担当するももいろクローバーZ扮するユニット「桃黒亭一門」の鈴本演芸場出演を実現させた。
- 昭和元禄落語心中(テレビアニメ、2016年 - 2017年)
