栴檀社

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栴檀社(せんだんしゃ)は、日本の書道団体。かな書道を中心に活動し、毎年「栴檀社書展」を開催する。現代表者は大石三世子[1][2]

栴檀社は、戦後のかな書壇に起源をもつ書道団体である。栴檀社公式サイトによれば、1954年(昭和29年)に尾上柴舟門の日展入選者によるグループ展として第1回栴檀社展が銀座松屋で開催されたことを起点とする。[3]

現在の栴檀社は、社中展である「栴檀社書展」の開催を中心に、所属作家の日展読売書法展などへの出品や、各地での教室活動を行っている。[4][5]

歴史

栴檀社公式サイトによれば、1954年に尾上柴舟門の書家たちによる展覧会として栴檀社展が始まり、尾上柴舟自身も賛助出品者として関わったとされる。旧栴檀社展の構成員としては、大石隆子のほか、杉岡華邨、楢崎華祥、森本妙子らの名が挙げられている。[3]

同サイトでは、その後1962年に会場を上野松坂屋へ移し、1973年の第18回展まで当初の形態による展覧会が継続したとしている。[3]

栴檀社と尾上柴舟との関係については、成田山書道美術館の解説でも、尾上柴舟の作品「はとば」が「亡くなる直前の栴檀社展の出品作」であるとされている。[6] また、栴檀社編纂による『尾上柴舟遺墨展』(1957年)が書誌として確認できる。[7]

公式サイトによれば、1970年代初頭には、単なる作品展示の場から人材養成を重視する組織への転換が模索され、大石隆子がその中心を担ったという。以後、栴檀社は会派としての性格を強めつつ継続してきた。[3]

活動

栴檀社の中心的行事は、毎年開催される「栴檀社書展」である。読売書法会の案内によれば、第70回栴檀社書展は2024年3月7日から10日まで、第71回栴檀社書展は2025年3月6日から9日まで、第72回栴檀社書展は2026年3月5日から8日まで、いずれもセントラルミュージアム銀座で開催された。[8][9][1]

栴檀社公式サイトの展覧会情報でも、第70回記念栴檀社書展について、2024年3月7日から10日までセントラルミュージアム銀座で開催され、後援を読売新聞社が務めたことが案内されている。[10]

公式サイトでは、栴檀社所属者の日展読売書法展での入選・受賞状況も報告されている。[4]

教育活動としては、東京都、神奈川県などに教室が設けられており、かな書道、実用書道、ペン字などを教授している。公式サイトの教室一覧では、湘南三世会、湘南教室など複数の教室が確認できる。[5]

主な関係者

大石隆子

大石隆子は、尾上柴舟、丹羽海鶴に学んだかな書家であり、栴檀社の主宰者として知られる。栴檀社公式サイトでは創設者略歴が掲げられ、日展特選、日本芸術院賞、文部大臣賞などの受賞歴が紹介されている。[3]

大石三世子

大石三世子は栴檀社理事長。朝日カルチャーセンターの講師紹介によれば、1946年宮崎県生まれで、高校卒業後に大石隆子に師事し、1972年の日展初入選以後、継続的に出品している。[11]

飯田和子

飯田和子は栴檀社副理事長。日本書道文化協会の会員一覧に副理事長として掲載される。[2]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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