棘ナシ

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『棘ナシ』
トゲナシトゲアリスタジオ・アルバム
リリース
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時間
レーベル UNIVERSAL SIGMA
プロデュース 玉井健二
チャート最高順位
トゲナシトゲアリ アルバム 年表
棘アリ
(2024年)
棘ナシ
(2024年)
-
EANコード
EAN 4988031659403
(初回限定盤、UMCK-7246)
EAN 4988031659410
(通常盤、UMCK-1771)
試聴動画
「闇に溶けてく」 - YouTube
「蝶に結いた赤い糸」 - YouTube
『棘ナシ』収録のシングル
  1. 雑踏、僕らの街
    リリース: 2024年5月22日
  2. 誰にもなれない私だから
    リリース: 2024年5月22日
  3. 視界の隅 朽ちる音
    リリース: 2024年6月19日
  4. 空白とカタルシス
    リリース: 2024年7月10日
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棘ナシ』(とげナシ)はメディアミックスプロジェクト『ガールズバンドクライ』からデビューした5人組ガールズバンド・トゲナシトゲアリの2枚目のアルバム。2024年8月28日にUNIVERSAL SIGMAより発売された。

前作『棘アリ』から4か月ぶりのアルバム。テレビアニメ『ガールズバンドクライ』の主題歌・挿入歌として使用された6枚目のシングル『雑踏、僕らの街』から9枚目のシングル『空白とカタルシス』までの全楽曲に加え、新曲2曲が収録された。また、テレビアニメ劇中に登場するトゲナシトゲアリのライバルバンド・ダイヤモンドダストの楽曲も収録された。

本作はメンバーがメインキャストとしても出演したテレビアニメ『ガールズバンドクライ』の主題歌や挿入歌を中心に収録された[3]。トゲナシトゲアリ名義の楽曲のほかにも、劇中でトゲナシトゲアリの前身として登場する新川崎(仮)やbeni-shouga、ライバルバンドであるダイヤモンドダストの楽曲も収録されており、テレビアニメのサウンドトラック的な側面のある作品となっている[4][5]

本作に収録された楽曲のレコーディングは、前作『棘アリ』から地続き、かつテレビアニメのアフレコと並行して行われたため、メンバーは多忙を極めたという[6]。本作が初出となる2曲の新曲「闇に溶けてく」「蝶に結いた赤い糸」はテレビアニメの放送終了間際にレコーディングが行われた[6]

初回限定盤にはガールズバンドクライ劇中における収録曲のライブシーンと、2024年3月16日に行われたワンマンライブ『薄明の序奏』より「雑踏、僕らの街」「誰にもなれない私だから」のライブ映像が収録されたBlu-ray、および手島nariによるガールズバンドクライのキャラクター設定資料が付属した[7]

評価

チャート成績

初週売り上げ2万5,571枚を記録した本作は、9月9日付オリコン週間ランキングで6位、9月4日付Billboard JAPAN Hot Albumsで5位を記録した[8]

批評

ライターの西廣智一はリアルサウンドに掲載した本作のレビュー記事にて、本作の魅力を「理名のボーカルを大切に聴かせることを主軸に置きつつ、ロックバンドとして要所要所で自己主張の激しいプレイを投入しながらも決して破綻することのないアンサンブル」と語っている。また、前作『棘アリ』と比較しテレビアニメと連動したことで企画色は感じられるものの、楽曲の幅は前作より広がっており、バンドの成り立ちや音楽面においてトゲナシトゲアリをより深く知るという意味で、前作と対となって語られるべきアルバムであるとしている[4]

ライターの沖さやこはROCKIN'ON JAPAN2024年10月号にて、「VOCALOID楽曲の文脈から受け継いだ言葉数の多いボーカルや技巧的なサウンド、アニソンが放つインパクトとキャッチーさ、ロックバンドが持ち合わせる感傷性と躍動感が合わさることで、そのどれにも当てはまらない規格外の音像が実現している。それは《誰かに染まれない 誰にもなれない》という強烈な自我を持つキャラクターたちを体現するようだ。」と評している[9]

ライターの宮崎大樹はSkream!に掲載した本作のレビュー記事にて「ボカロ楽曲を思わせる膨大な言葉数とメロディの乱高下に、楽器隊のテクニカルなフレーズと、シーン屈指の難度を誇りつつ聴き手の胸に刺す楽曲の数々は、極上のエモーショナル・ロック・ナンバーばかりなのだ」と語り、2024年の音楽シーンを代表する1作だと評している[10]

収録曲

楽曲解説

脚注

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