棚野の千両祭
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| 棚野の千両祭 Tanano Senryou Matsuri | |
|---|---|
| イベントの種類 | 祭り |
| 通称・略称 | 棚野の千両祭、諏訪神社の祭礼芸能 |
| 正式名称 | 諏訪神社の大祭 |
| 開催時期 | 10月 |
| 初回開催 | 不明 |
| 最終開催 | 2025年(令和7年)10月5日 |
| 会場 | 諏訪神社(京都府南丹市美山町鶴ケ岡宮ノ腰) |
| 主催 | 諏訪神社大祭実行委員会 |
| 後援 | 鶴ヶ岡振興会 |
| 最寄駅 |
日吉駅 南丹市営バス鶴ヶ岡線・福居線 川合バス停 |
| 駐車場 |
旧南丹市立鶴ヶ岡小学校 南丹市立美山林業者等健康管理センター |
| 備考: 15年に一度の開催 | |
棚野の千両祭(たなののせんりょうまつり)は、京都府南丹市美山町鶴ケ岡の諏訪神社の祭礼である[1]。豊作、勇武などの縁起を祝い、5つの村が異なる芸能を共演する[2]。京都府の登録無形民俗文化財[3]。
流れ
奉納芸
5大字(高野・鶴ヶ岡・豊郷・盛郷・福居)ごとの氏子によって奉納され、室町時代に流行した風流踊の流れをくむものという[6]。それぞれの芸には大太鼓による囃子が伴い、大太鼓を乗せる屋台は風流の作り物を飾る曳山の形式となっている[1]。奉納芸には300人ほどが出演する[7]。
すべての奉納芸の伝承は口伝が原則とされている[8]。
豊郷
- 振踊(姫踊)
- 豊郷(とよさと)の振踊は、道行の歌・お伊勢踊り・長者踊り・小鷹踊り・商踊り・武者踊りの6曲で、入端で練り込み出端で退く「かけ踊り」の古い形態と見られており、どれも縁起を祝うものである[1]。青年の中踊り、女装した少年の側踊り、大勢が輪踊りを見せる典型的なもので、音頭と笛、太鼓の囃子がつく[2][4]。
盛郷・福居
- 振物(刀踊)
- 盛郷(もりさと)と福居(ふくい)の振物は、2人1組で手にする太刀やなぎなた、棒などで一方が打ってば片方が受けるという左右対称的な演技を見せる組太刀型の太刀踊である[1]。露払、棒振、長刀、太刀、太刀、牛若弁慶、太刀(おいなげ)の7曲を伝えている。おいなげは負い投げの意味で、地面につけた刀の柄を軸にしてかいくぐる「柄こぐり」や「背負い投げ」の型があり、他の地方では見られない[4]。こうした芸能は、長刀状の太刀を持って揃い振りを演じる丹後の太刀振や、なぎなたを持つ近江の長刀振(ケンケト祭り)に通じるものがあるという[2]。
高野
- 神楽
- 高野(たかの)の神楽は、道化芸と太鼓打ちが一体となった芸能である[4]。恵比寿、大黒、天狗、おたふく、ひょっとこ(ササラすり)2人と太鼓打ち10人ばかりの構成で、笛・鉦・太鼓の神楽囃子に合わせて太鼓のまわり打ちを見せ、その傍らで道化が曲芸を演じる。また、のぼりさしを肩や額で支えたり受け渡したりするなどの芸も見せる[2]。
鶴ヶ岡
- 神楽
- 鶴ヶ岡(字鶴。あざつる)の神楽は、高野とほとんど同様であるが、太鼓打ちが15人になる[1]。