樋屋奇応丸
From Wikipedia, the free encyclopedia
特徴
樋屋奇応丸はジャコウ、ユウタン、ジンコウ、ニンジンの4種の生薬を有効成分とする小児五疳薬である[1]。製品によってはゴオウも配合している[1]。
細字ボールペンの先端ほどの微細な銀色の錠剤で、すべて自然成分であり、0歳からでも服用できる配慮がある。製品によっては金色、糖衣のものもある[1]。
歴史
奇応丸は一説には8世紀に唐から鑑真によってもたらされた妙薬といわれ、16世紀頃には日本各地に「奇応丸」の名を冠する複数の処方の薬が存在したともいわれるが定かではない[1]。
日本各地に伝わった「奇応丸」は、ジャコウ、ユウタン、ジンコウ、ニンジンの4種の生薬と金箔を原料としている点では共通していた[1]。江戸時代に大坂の初代樋屋坂上忠兵衛がこれらの処方を参考にしつつ、貴重な生薬を原料とする奇応丸の丸剤一粒ずつを小さくすることで価格を下げて売り出し普及を図った[1]。
販売
2011年5月、大幸薬品と樋屋奇応丸11品目に関して独占国内販売権契約を結んだ[2]。これにより大幸薬品は樋屋奇応丸11品目の発売元となり、販売を樋屋奇応丸株式会社から引き継いだ[2]。
2016年3月23日、同年5月18日を以て大幸薬品との独占国内販売権契約が満了するのに伴い、翌19日より発売元を再び樋屋奇応丸株式会社に戻し、同時に製品をリニューアルする予定であることが樋屋製薬ホームページ上で発表された。
マヒナスターズが歌うテレビコマーシャルのCMソングはテンポの良い曲で印象が強く、知名度が高い。現在でもこの曲をアレンジしたコマーシャルが放送されている。