阪神大賞典

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開催国 日本の旗 日本
競馬場 阪神競馬場
第1回施行日 1953年12月6日
阪神大賞典
Hanshin Daishoten
第71回阪神大賞典(2023年3月19日)
優勝馬:ジャスティンパレス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
第1回施行日 1953年12月6日
2026年の情報
距離 芝3000m
格付け GII
賞金 1着賞金6700万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)(指定)
負担重量 別定(本文に記載
出典 [1][2]
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阪神大賞典(はんしんだいしょうてん)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。

第1回から寄贈賞を提供している京阪神ビルディングは、旧社名社団法人西日本競馬振興会』→『京阪神競馬株式会社』→『京阪神不動産株式会社』といい、1955年(昭和30年)まで阪神競馬場の敷地・建物を所有していた。現在は、ウインズ梅田京都神戸B館の土地・建物を所有し、ウインズ難波の共同運営に参加している。

なお同社の設立には京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)が関与しており、阪急杯が創設される前は、本競走に阪急の寄贈賞が掛けられたこともあった。現在も阪急阪神東宝グループでは東京楽天地ウインズ錦糸町、また阪急産業ウインズ高松の土地・建物を所有している。

正賞は兵庫県知事賞、京阪神ビルディング株式会社賞[1][2]

競走条件

1953年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として創設[3][4]。創設当初は阪神競馬場の芝2000mで行われ、その後距離は幾度かの変遷を経て、1974年より芝3000mで定着[3][4]。負担重量は創設当初ハンデ戦だったが、1956年より別定に変更された[4]

創設以来、1957年から1960年を除き「暮れの阪神開催を飾る長距離戦」として親しまれ、1967年(昭和42年)からは同時期に中山競馬場で開催されるステイヤーズステークスと並び称された[4]が、1987年から春の阪神開催に移され5歳(現4歳)以上の馬による競走となり、あわせて天皇賞(春)の前哨戦として位置づけられた[4]。2014年からは、本競走の1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられている[4]

外国産馬は1978年から、地方競馬所属馬は1995年から出走可能になった[4]ほか、2002年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[4]

以下の内容は、2026年現在[1][2]のもの。

出走資格: サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 4歳56kg、5歳以上57kg、牝馬2kg減
    • 2025年3月22日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2025年3月21日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

天皇賞(春)のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は天皇賞(春)の出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている[5][6]。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる[5][6]

賞金

2026年の1着賞金は6700万円で、以下2着2700万円、3着1700万円、4着1000万円、5着670万円[1][2]

歴史

  • 1953年
  • 1954年 - 正賞が農林大臣賞と京阪神競馬株式会社賞となる[8]
  • 1956年 - 正賞が京阪神急行電鉄株式会社賞、松下電器産業株式会社賞、京阪神不動産株式会社賞となる[9]
  • 1957年
    • この年のみ、名称を「農林省賞典 阪神大賞典」に変更して施行[4]
    • 正賞が農林大臣賞と京阪神不動産株式会社賞となる[10]
  • 1958年 - 正賞が京阪神不動産株式会社賞となる[11]
  • 1978年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[4]
  • 1984年 - グレード制施行によりGII[注 4]に格付け。
  • 1987年 - 開催時期変更(12月から3月に移動)に伴い、出走資格を「5歳以上」に変更。
  • 1995年 - 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[12]
  • 1996年 - この年から正賞が兵庫県知事賞と京阪神不動産株式会社賞となる[12]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更。
  • 2002年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能になる[13]
  • 2003年 - 外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[14]
  • 2014年 - この年から1着馬に天皇賞(春)の優先出走権を付与[4]
  • 2020年 - COVID-19の感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[15]
  • 2021年 - 出走可能頭数を18頭に拡大[16][17]

歴代優勝馬

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1953年12月6日阪神2000mコウラン牡32:05 2/5土門健司坂口正二笠木政彦
第2回1954年12月12日阪神2000mヒヤキオーガン牡32:04 1/5佐藤勇武田文吾坂上忠兵衞
第3回1955年12月25日阪神2000mセカイオー牡32:06 0/5島崎宏加藤清一吉木三郎
第4回1956年12月2日阪神2000mダイナナホウシユウ牡52:04 1/5上田三千夫上田武司上田清次郎
第5回1957年11月3日阪神2200mトツプラン牡32:17 1/5栗田勝武田文吾坂谷豊次
第6回1958年11月3日阪神2200mカツラシユウホウ牡32:20 0/5蛯名武五郎藤本冨良牧市太郎
第7回1959年11月3日阪神2200mトキツヒロ牡32:21.7大根田裕也大久保房松伊藤忠雄
第8回1960年10月30日阪神2200mヤマニンモアー牡32:16.1浅見国一藤本冨良土井宏二
第9回1961年12月17日阪神2200mヘリオス牡42:22.9大久保正陽大久保亀治加藤弘
第10回1962年12月16日阪神2200mモトイチ牡32:21.6須貝彦三橋田俊三塚本元一
第11回1963年12月15日阪神2200mヒカルポーラ牡42:19.2高橋成忠佐藤勇坪田喜之助
第12回1964年12月20日阪神2200mコウタロー牡42:17.7武邦彦柴田不二男上田米子
第13回1965年12月19日阪神3100mチトセオー牡33:19.2湯浅三郎加藤清一野間美治
第14回1966年12月18日阪神3100mリユウフアーロス牡33:16.0宮本悳橋本正晴三好諦三
第15回1967年12月17日阪神3100mフイニイ牡33:17.4保田隆芳尾形藤吉永田賢介
第16回1968年12月29日阪神3100mムオー牡43:17.9大根田裕也梅内慶蔵伊藤忠雄
第17回1969年12月28日阪神3100mダテハクタカ牡33:14.5宇田明彦星川泉士(株)伊達牧場
第18回1970年12月27日阪神3100mスピーデーワンダー牡43:18.5栗田勝梅内慶蔵石坂達也
第19回1971年12月26日阪神3100mスインホウシュウ牡33:23.2安藤正敏上田三千夫上田清次郎
第20回1972年12月24日阪神3100mハマノパレード牡33:27.7吉岡八郎坂口正二(株)ホースタジマ
第21回1973年12月23日阪神3100mディクタボーイ牡33:12.7高橋成忠布施正渡辺淳三
第22回1974年12月22日阪神3000mクリオンワード牡43:06.0安田伊佐夫栗田勝樫山純三
第23回1975年12月21日阪神3000mロングホーク牡33:08.3久保敏文松田由太郎中井長一
第24回1976年12月26日阪神3000mホクトボーイ牡33:14.2久保敏文久保道雄森滋
第25回1977年12月25日阪神3000mタニノチェスター牡53:07.5久保敏文久保道雄谷水雄三
第26回1978年12月24日阪神3000mキャプテンナムラ牡33:13.5飯田明弘坂口正大奈村信重
第27回1979年12月23日阪神3000mファインドラゴン牡33:09.3南井克巳内田繁三吉田久博
第28回1980年12月21日京都3000mグレートタイタン牡53:12.5田原成貴吉田三郎長底定治郎
第29回1981年12月20日阪神3000mアリーナオー牡33:09.6武邦彦湯浅三郎山本信行
第30回1982年12月26日阪神3000mハンキイナリ牡63:13.6南井克巳大沢真前田勝治
第31回1983年12月25日阪神3000mシンブラウン牡33:04.9岩元市三布施正林幸雄
第32回1984年12月2日阪神3000mシンブラウン牡43:07.5岩元市三布施正林幸雄
第33回1985年12月1日阪神3000mニシノライデン牡43:06.8伊藤清章伊藤修司西山正行
第34回1986年11月30日阪神3000mメジロボアール牡33:06.1村本善之大久保洋吉メジロ商事(株)
第35回1987年3月15日阪神3000mスダホーク牡53:10.3田村正光古山良司須田松夫
第36回1988年3月13日阪神3000mタマモクロス牡43:12.1
同着
南井克巳小原伊佐美タマモ(株)
ダイナカーペンター牡4加用正増本豊(有)社台レースホース
第37回1989年3月12日阪神3000mナムラモノノフ牡43:07.4岡富俊一野村彰彦奈村信重
第38回1990年3月11日阪神3000mオースミシャダイ牡43:10.1松永昌博武邦彦山路秀則
第39回1991年3月10日中京3000mメジロマックイーン牡43:07.3武豊池江泰郎メジロ商事(株)
第40回1992年3月15日阪神3000mメジロマックイーン牡53:13.5武豊池江泰郎メジロ商事(株)
第41回1993年3月14日阪神3000mメジロパーマー牡63:09.2山田泰誠大久保正陽(有)メジロ牧場
第42回1994年3月13日中京2800mムッシュシェクル牡62:55.2藤田伸二小林稔藤立啓一
第43回1995年3月12日京都3000mナリタブライアン牡43:08.2南井克巳大久保正陽山路秀則
第44回1996年3月9日阪神3000mナリタブライアン牡53:04.9武豊大久保正陽山路秀則
第45回1997年3月16日阪神3000mマヤノトップガン牡53:07.2田原成貴坂口正大田所祐
第46回1998年3月22日阪神3000mメジロブライト牡43:09.3河内洋浅見秀一(有)メジロ牧場
第47回1999年3月21日阪神3000mスペシャルウィーク牡43:13.4武豊白井寿昭臼田浩義
第48回2000年3月19日阪神3000mテイエムオペラオー牡43:09.4和田竜二岩元市三竹園正繼
第49回2001年3月18日阪神3000mナリタトップロード牡53:02.5渡辺薫彦沖芳夫山路秀則
第50回2002年3月17日阪神3000mナリタトップロード牡63:07.9渡辺薫彦沖芳夫山路秀則
第51回2003年3月23日阪神3000mダイタクバートラム牡53:05.9武豊橋口弘次郎(有)太陽ファーム
第52回2004年3月21日阪神3000mリンカーン牡43:08.4武豊音無秀孝近藤英子
第53回2005年3月20日阪神3000mマイソールサウンド牡63:06.2本田優西浦勝一佐野清
第54回2006年3月19日阪神3000mディープインパクト牡43:08.8武豊池江泰郎金子真人ホールディングス(株)
第55回2007年3月18日阪神3000mアイポッパー牡73:08.3武豊清水出美(有)サンデーレーシング
第56回2008年3月23日阪神3000mアドマイヤジュピタ牡53:08.7岩田康誠友道康夫近藤利一
第57回2009年3月22日阪神3000mアサクサキングス牡53:13.2四位洋文大久保龍志田原慶子
第58回2010年3月21日阪神3000mトウカイトリック牡83:07.3藤田伸二野中賢二内村正則
第59回2011年3月20日阪神3000mナムラクレセント牡63:04.4和田竜二福島信晴奈村信重
第60回2012年3月18日阪神3000mギュスターヴクライ牡43:11.8福永祐一荒川義之(有)社台レースホース
第61回2013年3月17日阪神3000mゴールドシップ牡43:05.0内田博幸須貝尚介小林英一
第62回2014年3月23日阪神3000mゴールドシップ牡53:06.6岩田康誠須貝尚介小林英一
第63回2015年3月22日阪神3000mゴールドシップ牡63:05.9岩田康誠須貝尚介(同)小林英一ホールディングス
第64回2016年3月20日阪神3000mシュヴァルグラン牡43:05.8福永祐一友道康夫佐々木主浩
第65回2017年3月19日阪神3000mサトノダイヤモンド牡43:02.6C.ルメール池江泰寿里見治
第66回2018年3月18日阪神3000mレインボーライン牡53:03.6岩田康誠浅見秀一三田昌宏
第67回2019年3月17日阪神3000mシャケトラ牡63:06.5戸崎圭太角居勝彦金子真人ホールディングス(株)
第68回2020年3月22日阪神3000mユーキャンスマイル牡53:03.0岩田康誠友道康夫金子真人ホールディングス(株)
第69回2021年3月21日阪神3000mディープボンド牡43:07.3和田竜二大久保龍志前田晋二
第70回2022年3月20日阪神3000mディープボンド牡53:05.0和田竜二大久保龍志前田晋二
第71回2023年3月19日阪神3000mジャスティンパレス牡43:06.1C.ルメール杉山晴紀三木正浩
第72回2024年3月17日阪神3000mテーオーロイヤル牡63:06.8菱田裕二岡田稲男小笹公也
第73回2025年3月23日阪神3000mサンライズアース牡43:03.3池添謙一石坂公一(株)ライフハウス
第74回2026年3月22日阪神3000mアドマイヤテラ牡53:02.0武豊友道康夫近藤旬子

ギャラリー

参考文献

脚注・出典

外部リンク

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