横須賀ブラジャー
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歴史
2010年ごろの日本では、若い世代を中心とした「酒離れ」が叫ばれ、低価格居酒屋が台頭するなどで、既存のスナックやパブは苦戦を強いられていた[5]。横須賀中央駅にほど近くにある小さな飲食店が立ち並ぶ飲み屋街「若松マーケット」も例外ではなく、店舗数は減少していた[5]。飲食プロデューサーの子安大輔が神奈川県の商店街支援アドバイザーとして派遣されて来る[5]。当初、若松マーケットの店主たちからは「商店街が暗いので街灯の設置」「お洒落な石畳の舗装に改装」といったハード面を整備の要望の声が上がっていた[5]。ハード面の整備には費用と時間が掛かると、子安は知恵を絞った活性化に取り組むことを進言し、その頃、ハイボール人気が復権していたこともあり、若松マーケットの昭和のイメージを活かしたブランデーのジンジャーエール割りというご当地カクテルを提案した[5]。「ブランデーのジンジャーエール割り」そのものはカクテルの1つとして世の中に存在していたわけであるが、そこにスナック街だからこそできる「遊び」‐『スナックのママさんが「ブラジャー」を提供する』という面白さがあるネーミング「横須賀ブラジャー」を加えた[5]。若松マーケットの空気感が、いやらしさを感じさせず、笑い飛ばす感覚とマッチした[5]。なお、「横須賀ブラジャー」のネーミングを聞かされた若松マーケット店主たちの中で、女性はまったく恥ずかしがっていなかったが、男性は戸惑っていた[6]。
こうして、2011年11月11日に「横須賀ブラジャー」が誕生した[1][2][5][6]。
2011年以前の若松マーケットの客層は圧倒的に50代から60代が多かったが、「横須賀ブラジャー」の誕生以降は30代の割合が圧倒的となっている[6]。