母数
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確率論
統計学
統計学における母数は、基本的には上記の確率論における定義と同じだが、観察データに基づいて母集団の分布の母数を統計学的に推定すること、あるいはそれについての仮説検定法に重点を置く。
従来の頻度主義に基づく統計学では、これらの母数は不確定ではあるが何らかの値をもった定数であると考える。一方ベイズ主義の統計学では、母数を固有の分布を持つ確率変数と考え、その不確定性を確率分布で記述する。
特定の母数に基づく分布関数を仮定しないで統計学的推論を行うことも可能である。この場合にはノンパラメトリック(non-parametric)推論、それに対し分布関数を仮定する方法はパラメトリック(parametric)推論という。たとえば2組のデータ間の相関を示す指標である相関係数(広義)のうち、スピアマンの順位相関係数はノンパラメトリックな推定方法で、データの具体的な値ではなくその順位に基づいて計算するが、ピアソンの積率相関係数(普通にいう相関係数)はパラメトリックな推定方法で、データそのものの分布を仮定して計算する。
標本から求める値である統計量は、標本のもとになる母集団の母数の推定量として用いる。たとえば「標本平均」()は母集団の「平均」母数(μ)の推定量である。