気楽に殺ろうよ

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気楽に殺ろうよ」(きらくにやろうよ)は、藤子不二雄の藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)による読み切り漫画作品。1972年(昭和47年)『ビッグコミック』5月10日号に掲載された。単行本では『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』第1集に収録?

冒頭

いつもと変わらない月曜日の朝。いつもの時間に目覚め、いつものように顔を洗い、いつものように新聞の朝刊を取ろうとしたその時、突然背中に刃物で刺されたかのような激痛が走った。5分ほどで発作はおさまったものの、それからいつもどおりではなくなった。

序盤〜中盤

河口は診療室内のベッドに横たわりながら、上記の話を話をしたあとでいったん帰りかけるが、医師に説得され話を続ける。に大声で朝食の催促をしたところ「近所に聞こえる」と真っ赤な顔をされたこと。朝食を食べる際に、妻がカーテンを閉めて電気を消すこと。月曜日が休日になっていること。娘が読む絵本にシンデレラと王子のベッドシーンが描かれていること。駅のホームで学生服姿のカップルが自分の赤ん坊をゴミ箱に投げ捨て、ベンチですぐに新しい赤ん坊を作ろうとすること。その直後に河口の友人が、その妻に出刃包丁で惨殺されるが周囲の人間は平然としていること。殺人の権利書を百万円で譲って欲しいという男が家に来たこと。

精神科医は、河口の疑問に対し理路整然とした弁舌で丁寧に回答し、やがて河口はすっかり妄想から解放され妻と帰宅する。

結末

その晩、河口は役職を争っている同僚の海野が自分を殺したがっているという噂を聞き、海野を殺すことを決意する。翌朝、ナイフを見つめながら気合を入れた河口は鼻息を荒くしながら出勤。弁当を手に呼び止める妻の声には気づかず、飲食店が立ち並ぶ駅までの道を歩くのだった[1]

価値観の変わったもの

登場人物

脚注

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