河野ギター製作所

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略称 河野ギター
設立 1948年
有限会社河野ギター製作所
Kohno Guitar Manufacturing Inc.
種類 有限会社
略称 河野ギター
本社所在地 日本の旗 日本
東京都豊島区西池袋5-27-20
設立 1948年
業種 その他の製品
事業内容 楽器(クラシック・ギター)の製作・販売
代表者 君島聡(代表取締役)
外部リンク https://www.kohno-guitar.org/
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有限会社河野ギター製作所(こうのギターせいさくしょ、英:Kohno Guitar Manufacturing Inc.)は、東京都豊島区に工房を構えるクラシック・ギターのメーカーである。

1948年に創業者・河野賢(こうの まさる)により設立された。1967年に河野がベルギーの国際コンクールで金メダルを受賞したことで、日本製クラシックギターの評価を世界的なものとした[1]

独自の工学的な理論に基づく設計と、数十年に及ぶ徹底した木材のシーズニング(自然乾燥)を特徴とする[2]。創業者の没後は、その甥である桜井正毅(さくらい まさき)が代表を引き継ぎ、2025年に桜井が逝去した後は、河野の孫にあたる君島聡(きみじま さとし)がその技術と精神を継承している[3]

製作家プロフィール

河野賢(1926年 - 1998年)

1948年に東京高等工芸学校(現:千葉大学工学部建築学科)を卒業し、1949年からギター製作を開始した[4]。1960年にはスペインのアルカンヘル・フェルナンデスの工房に滞在して技術を高め、1967年のエリザベート王妃国際ギター製作コンクールで金メダルを受賞。審査員にはイグナシオ・フレタロベール・ブーシェホアキン・ロドリーゴアリリオ・ディアスらが名を連ねていた[5]。同年、現代ギター社を創設し、日本のギター文化の発展に寄与した[6]

桜井正毅(1944年 - 2025年)

1967年に上智大学電気電子工学科を卒業後、河野ギター製作所に入社[5]。1988年、第4回パリ国際ギター製作コンクールで第1位を受賞。大学で学んだ工学知識を活かし、独自の力木(ブレーシング)システムを確立した[5]。2025年7月20日に81歳で逝去[3]

君島聡(1983年 - )

2007年に武蔵工業大学システム情報学部を卒業後、祖父・河野賢に憧れ入社。桜井正毅に師事し、2021年より自身のオリジナルモデルの販売を開始した[7]。システム情報学の背景を活かし、振動学的なデータ解析と伝統技術を融合させた製作を行っている[2]

製作理念と技術

「心・技・響(KOKORO・WAZA・HIBIKI)」の理念のもと、以下の技術的特徴を持つ[4]

  • シーズニング: 厳選された木材を10年から50年以上自然乾燥させることで、耐候性の高い楽器を製作している[2]
  • 力木理論: 河野の「思いついた事は全て試す」という哲学を継承し、独自のブレーシングを設計。
  • 吉野杉の活用: 日本独自の素材による世界発信を目指し、吉野杉を用いたギター製作にも取り組んでいる[2]

著名な利用者

脚注

外部リンク

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