海賊になった貴族

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Our Flag Means Death
ジャンル
原案 デヴィット・ジェンキンス英語版
出演者
テーマ曲作者 マーク・マザーズボー
国・地域 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 2
話数 18
各話の長さ 26–36分
製作
製作総指揮
プロデューサー
  • Todd King
  • Allen Marshall Palmer
撮影監督
  • Mike Berlucci
  • Cynthia Pusheck
編集
  • Christian Kinnard
  • Hilda Rasula
  • Daniel Haworth
  • Gina Samsom
製作
配給 Warner Bros. Discovery Global Streaming & Interactive Entertainment
放送
放送チャンネルHBO Max
放送期間2022年3月3日 (2022-03-03) - 2023年10月26日 (2023-10-26)
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海賊になった貴族』(かいぞくになったきぞく、原題:Our Flag Means Death)は、デヴィット・ジェンキンス英語版原案による歴史物、ロマンティック・コメディのテレビドラマシリーズ。18世紀初頭の海賊の黄金時代を舞台とし、地主階級(ジェントルマン)から海賊になった実在の人物であるスティード・ボネットを主人公とする。彼と彼が指揮したリベンジ号の乗組員たちが、有名な海賊である黒髭ことエドワード・ティーチと出会い、海賊として成り上がるために、黒髭やその右腕イジー・ハンズと渡り合わなければならなくなった不運を描く。主人公のボネットをリス・ダービーが、黒髭をタイカ・ワイティティが演じ、ワイティティは製作総指揮も務める。

本作はHBO Maxにて2022年3月3日に第1話が初公開された(最終話は3月24日)。日本語版は『海賊になった貴族』のタイトルで、U-NEXTより同年6月24日から公開開始。LGBT表現が肯定的に見られるなど概ね好評を博し、すぐに続編の製作が決定したが、シーズン2にて視聴率の低迷により打ち切られた。

本作は、18世紀初頭の海賊の黄金時代に活動した実在の海賊であるスティード・ボネットを主人公とし、彼の生涯をゆるく描く。

1717年、バルバドスの地主(ジェントリ)であったボネットは、海賊として名を上げることを決意して、その適性がないにもかかわらず、裕福な生活を捨て自前の船リベンジ号に乗って海に出る。しかし、船長としての能力に欠くボネットの指揮では、海賊としての体をなさず、彼や彼の手下たちは、海軍や血に飢えた他の海賊たちの脅威に巻き込まれ、四苦八苦する。やがて、彼らは悪名高き海賊・黒髭ことエドワード・"エド"・ティーチと彼が率いる海賊団と出会い、ボネットとティーチは紆余曲折の末に恋に落ちる。

製作

企画

原案者で制作総指揮者(ショーランナー)であるデヴィット・ジェンキンス英語版は、妻からスティード・ボネットのことを知り、ウィキペディアの記事を読んで、本作を企画した。特に、その生涯において、家族を捨てたことや、黒髭が客分として迎え入れた理由といった彼の生涯の不明点に興味を持ち、それを理解し、埋めようとした[1][2]。当初からボネットと黒髭の恋愛関係を中心とする展開を構想しており、実際、その部分をメインに企画を持ち込んだ[3][4][5]

マネージャーが同じである縁から、ジェンキンスはタイカ・ワイティティにボネットの話をし、製作に興味があるか尋ね、ワイティティは製作に加わること決めた[6]。ワイティティによれば、ジェンキンスの海賊に対する独自のアプローチに興味を持ち、プロジェクトに興味を惹かれたと述べている。その後の打ち合わせで、ボネットとティーチのロマンスは「製作の動機」であることに合意した[7]。その後、パイロット版の脚本を読んだギャレット・バッシュ英語版も製作責任者として参加をすることを決めた[8]

2020年9月にHBO Maxより、1シリーズ分を正式に発注を受け、ジェンキンス、ワイティティ、バッシュ、そしてダン・ハルステッド英語版が製作総指揮に決まり、さらにワイティティは第1話の監督も務めることになった[9]

キャスティング

発注直後からスティード・ボネットのキャスティングの検討が始まった。リス・ダービーは初期段階から名が上がっていたがオーディションに失敗し、再びダービーが候補として浮上したのは脚本の大部分が完成した後になってからであった[10][2][7]。 最終的にダービーのキャスティングは2021年1月に正式発表された[11]。 ジェンキンスはSlash Filmsの記事において、一般に嫌われ者のスティード・ボネットを、ダービーは好感の持てるものにしたと評し、「演じられるのは彼だけだ」と語った[2]。 ダービーはこれまで主にコミカルな脇役でキャリアを積んできた俳優であったが、本作のボネットを主役級の、よりドラマチックな役柄を演じる好機と捉え、Deadlineのインタビューで「自分自身とこれまで培ってきた経験を見直した時に、そろそろステップアップする時かもしれないと思ったんだ」と語っている[7]

既に製作総指揮兼監督として参加していたタイカ・ワイティティが、黒髭役として参加することが決まったのは4ヶ月後の2021年4月であった[12]。 もともとジェンキンスは、ワイティティが演じることを念頭において役を書いており、最終的には文章で黒髭役に興味があるか打診した[10][13]。 公式のキャスティング発表において、ジェンキンスはワイティティについて「私たちの黒髭は伝説であり、恋人であり、戦士であり、策士であり、詩のような魂であり、また、かなり狂気的な存在です。この役を演じられるのはただ一人、偉大なタイカ・ワイティティその人だけです。彼が髭をつけてくることを決めてくれたことに、私たちはこれ以上ない興奮を感じています」と述べている[12]

6月には、クリスチャン・ナイアン英語版ネイサン・フォード英語版サムソン・ケイオ英語版ロリー・キニアコン・オニール英語版ヴィコ・オルティス英語版らが参加し[14]、7月にはユエン・ブレムナーデヴィット・フェイン英語版ジョエル・フライガズ・カーン英語版マシュー・マー英語版らも加わった[15]。8月にもレギュラーキャラクターとしてレスリー・ジョーンズナット・ファクソンフレッド・アーミセンサンバ・シュッテ英語版らが参加した[16][17]

撮影

撮影は2021年6月14日から9月28日にかけて行われた[18]。 パイロット版の撮影監督を務めることになっていたワイティティは、『ソー:ラブ&サンダー』の製作完了後に、本作の撮影に取り掛かった[9]。 リベンジ号のシーンは、ステージクラフト英語版を使ったサウンドステージで行われた[2][6][19]

音楽

シリーズの音楽はマーク・マザーズボーが担当した。シリーズのオリジナル・サウンドトラックは2022年5月6日にリリースされた[20]

続編

2022年6月1日、第2シーズンの製作決定が発表された[21]。2023年8月には、Vanity Fairにて独占先行公開により、2023年10月にプレミア公開されることが発表された[22]

シーズン2は2023年10月5日にまず3話がプレミア公開され、その後、10月19日まで毎週2話ずつ配信された。シーズン最終話は10月26日に公開された[23]。 このうち、第6,7話は10月16日に行われたNewFest映画祭で先行上映された[24]

公開

評価

脚注

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